天神垣神社
(あめのかみがきじんじゃ)
上淀白鳳の丘展示館から上淀廃寺に向かう道中にある神社。祭神は「少彦名命」ほか四神が祀られています。
境内には馬の形をした石「石馬(いしうま)」があり、昔から「石馬大明神」として地元の方に大切に保存されていました。この石馬が実は山陰~九州間の地域間交流がうかがえる全国でも2例という貴重な文化財であることがわかり、現在は神社に収蔵されています。
※石馬は常時公開されておりません。別途ご相談ください。
また、この天神垣神社の境内に祀られる荒神さんの祭り「上淀の八朔綱引き」は、かつては旧暦8月1日に行われた収穫を感謝する儀礼で、長さ50メートル以上のワラで大蛇を作り、荒神さんの周りを回した後、蛇の胴体にあたる部分を使って集落内で綱引きをし、奉納する伝承があり、国の記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財として指定されています。
上淀の八朔綱引き(毎年9月第1日曜)
天神垣神社は、因幡伯耆國開運神社(干支所縁十二神社)の一つです。
干支にちなんだ十二の神社、縁起のよい字を冠した八つの神社をそれぞれ訪ね、参拝と祈願をすませたら、置いてあるスタンプを開運グッズの「旅印手帖」「トートバッグ」「手ぬぐい」に押して巡りましょう。
天神垣神社
- 住所
- 鳥取県米子市淀江町福岡1016
- お問い合わせ
- TEL 0859-37-2311(米子市観光協会)
- アクセス
- 中国自動車道「落合JCT」〜「米子IC」〜「淀江IC」車で約1時間20分 「淀江IC」から車で約5分
鳥取市内〜山陰自動車道「淀江IC」車で約1時間50分 「淀江IC」から車で約5分