山陰伯耆国米子アジア博物館
(さんいんほうきのくによなごあじあはくぶつかん)
「長屋門」という立派な門をくぐると、施設全体が広大な庭園となっており、その中に点在するテーマ館を巡ります。アジア大陸の文化を展示するアジア館、中国との交流に尽くした作家・井上靖氏の記念館を併設しています。
世界最高峰と言われる17〜18世紀のペルシャ錦のコレクションや、日本人のルーツといわれるモンゴル遊牧民の住居ゲルなど、国内では珍しい逸品を所蔵。井上靖記念館では、氏の書斎が復元され、その人柄が伝わってきます。
そして、この地方では、江戸時代中期から絣織りが盛んで、ここで織られた絣は、「弓浜絣」あるいは「浜絣」と呼ばれ、久留米絣、伊予絣と並んで素朴な民情が息づいています。博物館には、この絣織りの各工程がわかりやすく展示してあり、環日本海諸国の織物や民芸品なども多数展示してあります。
山陰伯耆国米子アジア博物館
- 住所
- 鳥取県米子市大篠津57
- お問い合わせ
- 山陰伯耆国米子アジア博物館
TEL 0859-25-1251 - アクセス
- JR米子駅から車で約20分、JR境港駅から車で約15分
JR境線・大篠津駅から徒歩約15分