布勢の清水
(ふせのしみず)
鳥取市気高町殿部落南部の布勢平神社境内の巨岩の下から湧き出る清冷な清水です。
その昔、この辺りを治めていた鹿野城主亀井武蔵守茲矩が、「その清冷さ氷のごとき」と称賛し、傍らに涼亭を設け、夏の日には日毎に納涼したと記されています。明治42年には住民の力によってこの清水を利用した水道が道路沿に敷設され、現在に至っています。
その豊潤な水量と良質清冷は広く知られており、現在、布勢の清水及びその付近の9haは鳥取県自然環境保全地域に指定されるなど良好な自然環境です。その環境を守るため、地元住民による積極的な保全活動が行われています。
布勢の清水
- 住所
- 鳥取県鳥取市気高町殿
- お問い合わせ
- 気高町観光センター
TEL 0857-82-0829 - アクセス
- JR鳥取駅から車で約30分
中国自動車道「佐用JCT」ー鳥取自動車道「鳥取IC」佐用から車で約2時間
JR浜村駅から路線バス約15分「殿」下車 徒歩約5分