由良台場跡
(ゆらだいばあと)
鳥取藩が幕末に築造した砲台跡は、国の史跡に指定されています。
東西125メートル、南北83メートルに土塁をめぐらし、八門の大砲を据え、常備の兵や農兵約300人近くを配置したと伝えられています。
大砲は、オランダ式の反射炉で鋳造され、役場の近くには鋳造場の跡がみられました。
現在、史跡周辺は整備され、公園には、大きさ約3メートル、口径35センチ、重量3トンという当時最大級の大砲のレプリカが展示されており、また公園に隣接して、反射炉をデザインした「歴史文化学習館」には反射炉の模型を見ることができます。キャンプ場など楽しめる施設があります。
由良台場跡
- 住所
- 鳥取県東伯郡北栄町由良宿
- お問い合わせ
- 北条歴史民俗資料館
TEL 0858-36-4309 - アクセス
- 米子自動車道「湯原IC」から 車で約50分
JR米子駅から 車で約60分、JR鳥取駅から 車で約60分