米子城跡

(よなごじょうあと)

米子城跡

国史跡・米子城跡は、城の建物は残っていませんが、石垣や礎石などは城郭の形態をよくとどめ、その構造を知ることができる城跡として貴重です。また、米子城に関する文献・絵図資料なども数多く、良好な状態で伝えられています。
慶長6年(1601)伯耆の国城主として中村一忠が米子へ移ってきたとき、まず米子城の築城にとりかかりました。既に天正19年(1591)12万石の領主吉川広家により四重の天守がつくられていましたが、一忠はさらに五重の大天守を建立し、名実とともに山陰一の名城となりました。しかし明治の初めの頃わずかな金銭で売却され、今は石垣しか残っていません。

米子城跡山頂からは国立公園大山・島根半島・中海・米子市が一望でき、風光絶佳の地として市民の憩いの散策コースになっています。

米子城跡

住所
鳥取県米子市久米町
お問い合わせ
米子市観光案内所
TEL 0859-22-6317
アクセス
JR米子駅から徒歩約20分、車で約5分
ホームページ
米子市ホームページ
http://www.city.yonago.lg.jp/4439.htm