聖神社

(ひじりじんじゃ)

〔エリア: 鳥取・岩美エリア > 鳥取市〕 〔カテゴリ: 見る > 神社・仏閣・仏像

聖神社

社殿創建の年代は不詳ですが、現在の本殿は、宝永七年(1710年)に再建されたものです。

本殿の建築にあたっては、当時の建築技術の粋が集められました。「鳥府志図録(鳥取の地誌)」には、「本社は、寛政年間(1790~)更に建てたり、国中無双の麗営なり、工匠巧を究め彫刻美を尽せり」と、華麗な社殿で、因幡地方における近世神社建築の典型であると紹介されています。

そして、「因幡志」には、「社伝に曰く、祭神は二座、吾勝尊(あかつのみこと)・瓊瓊杵尊(ににぎみのみこと)」とあることから、当初は、吾勝尊つまり正勝吾勝勝速日天忍穂耳命(まさかあかつかちはやひあめのおしほほみみのみこと)とその子である瓊瓊杵尊、いわゆる天津日高日子番能邇邇芸命(あまつひこひこほのににぎのみこと)の二神が祀られていました。「吾勝尊」が「聖(日知り)の神」として信仰されたところから、「聖大明神」、「聖神社」と命名されたのではないかと言われています。

2年に1度、5月第3土曜日には宵宮、日曜日は神幸祭が行われます。獅子舞奉納、神輿、屋台十数台が横笛や太鼓の音色を響かせながら町をねり歩く神幸行列は、鳥取県無形民俗文化財に指定されています。

 

【因幡伯耆國開運神社巡り】

年末年始

聖神社は、因幡伯耆國開運神社(干支所縁十二神社)の一つです。
干支にちなんだ十二の神社、縁起のよい字を冠した八つの神社をそれぞれ訪ね、参拝と祈願をすませたら、置いてあるスタンプを開運グッズの「旅印手帖」「トートバッグ」「手ぬぐい」に押して巡りましょう。

 

聖神社

住所
鳥取県鳥取市行徳2丁目705
お問い合わせ
TEL 0857-36-3767(鳥取市観光コンベンション協会)
アクセス
〔車〕中国自動車道「佐用JCT」〜鳥取自動車道「鳥取IC」車で約1時間20分、「鳥取IC」から車で約10分
〔徒歩〕鳥取駅から約15分
〔バス〕鳥取駅発 100円循環バス「くる梨」青コース 鳥取駅発〜「行徳公園入口」約4分 下車、徒歩3分
    聖神社発 100円循環バス「くる梨」赤コース 「聖神社北門前」〜鳥取駅 約10分
ホームページ
http://www.hijirijinjya.jp/