第2回ゆるキャラカップ奮闘記 part2 ~競技編~

Posted by admin on 11月 15, 2007

前回に引き続き、11/11に行われた第2回ゆるキャラカップの奮闘記をお伝えします。今回は「競技編」。ゆるキャラカップは、いわばゆるキャラの運動会。競技種目は障害物競走、相撲、大縄跳びの3種で、43体のゆるキャラが熱い戦いを繰り広げました。

まずは「障害物競走」。玉ころがしでスタートし、折り返しは平均台。そしてラストはダンスの総合得点で予選を競います。各ブロックごとに一番得点の高かったキャラのみ決勝に進出できるということで、トリピーも熱が入ります。

玉ころがしをするトリピーダンスをするトリピー
↑玉ころがしをするトリピー           ↑ダンスをするトリピー

決勝に進んで観客をしびれさせるエアギターを披露しようと、意気込みはただならぬものでしたが、残念ながら予選落ち…。前日までのイメージトレーニングは水の泡となってしまいました。トホホ…。

次は相撲。トーナメントで競う1回戦の相手は、南部町「富有柿」のマスコットキャラクター「ユーくん」。ゆるキャラの中でも、身軽さは上位を争うユーくん。こういう相手こそ、気を抜いたらダメ!
相撲をするトリピー相撲をするトリピー相撲をするトリピー 
はっけよーい、のこった、のこった、のこった……っお~っと危ない!とりゃーっっ!!
~ふゥ。1回戦は見事勝利
続く2回戦は島根県立古代出雲歴史博物館マスコットキャラクター「雲太くん」。モデル並みの体型の雲太くん、とにかくデカイ…

どう攻めようか…。とにかく突進すべき!っん~~っ。はっ!後ろから!っぬぬ!
結局、足が土俵をはみだしてしまい、アウト。くやしー!!

最後の競技に望みをかけ、大縄跳びに挑む。



YO!                 HO!

中の人の意外な頑張りで、あっ、いや、トリピーの頑張りで記録はなんと19回。(中の人などおりません。)しかし、その他の強豪に惜しくも敗れ、こちらも予選敗退。。。
ブッピィとのゆるキャラ王対決では、34回の好飛躍をみせたものの、中の人が違うせいで…いや、多忙なトリピーの疲れが出てしまい、記録を更新することはできませんでした。

時折雨の降る中、応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました!みなさんの声援は、トリピーの胸にしっかり響いていましたよ!!

今回はここまで。第2回ゆるキャラカップ奮闘記はまだまだ続きます…。
お楽しみに!


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第2回ゆるキャラカップ奮闘記 part1 ~開会式編~

Posted by admin on 11月 12, 2007

ゆるキャラカップin鳥取砂丘


昨日、鳥取砂丘オアシス広場で行われた「第2回ゆるキャラカップin鳥取砂丘」。時々雨に降られましたが、大会は無事最後まで日程を終了しました。競技の結果、トリピーは惜しくもすべて予選敗退してしまいましたが、人気投票では見事第1位を獲得しました。

その大会の様子、トリピーの奮闘記、エピソード等を何回かに分けてシリーズでご紹介します。今回は開会式編です。


前日までイベントやPR活動に引っ張りダコだったトリピー。すこし疲れがたまってきたかな…と思いつつも、この日だけは!と意気込みは並々ならぬものでした。
説明を聞くトリピー

会場入りしたのはAM8:00ごろ。すでに他の出場キャラが到着し、スタッフとともに何体かゆるキャラ達の姿もちらほら見えました。
トリピーも控え室で身なりを整え、まず大会事前打ち合わせに集合。(左写真)トリピーの右隣にいるのは、テレビCMでおなじみの「Qoo(クー)」(コカ・コーラウエストジャパン(株))。後姿がとってもキュートですね。
取材を受けるトリピー

説明が終わり、開会式までいったん控え室に戻ろうとしたその時!
背後から「toripi~!」と呼びかける声が…。振り向くとTVカメラ、そして水色の上着を着た女性が何やら話しかけて来るではありませんか!英語で話しかけられるものの、「◇★◎▲□…?」訳のわからないトリピーはとりあえず笑顔でその場を乗り切りました。あ~びっくりした。(NHK・BS放送の取材だったそうです)
優勝カップ返還

少し面食らったトリピーも気を持ち直していよいよ開会式。開会宣言の後、前回優勝のとりモーから優勝カップの返還が行われました。(左写真)
トリピー登場

そして司会のお姉さんの呼びかけで、次々とゆるキャラがアピールウォーキング。トリピーはなんと大役のトップバッターでステージへ。高鳴る鼓動とともに聞こえる「トリピー!トリピー!」の声援。会場のテンションは一気に盛り上がり、トリピーも大きく羽を開いてみんなの声に答えました。(右写真)なんという快感!だからゆるキャラは止められないのよね。

綱引き
そしてみんな揃ったところで最初の力試し・綱引き。この綱引きは、いわば準備体操代わりのようなもので、得点には関係ありませんでしたが、体に縄が食い込むほど自然と力の入ったトリピーでした。 (左写真)

今回はここまで。次回は障害物競走など大会で行われた競技の模様をご紹介します。


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芸術の秋を堪能するなら

Posted by admin on 11月 8, 2007


秋といえば「○○の秋」。みなさんは○○の中に何を思い浮かべましたか?
食欲・読書・スポーツ…など、いろいろあると思いますが、「芸術の秋」というのもよく耳にすると思います。色づく紅葉を見ると、絵筆をとってみたくなるとか、秋になると何だかちょっぴり切ない気持ちになってポエムを書きたくなるとか…。そんなアーティスト・ソウルのある方に、是非おすすめの場所があります。

今回は、そんなアーティスト・ソウルにあふれた梨仲間、ピアートにおすすめスポットを紹介してもらいます。ピアートは、2002年鳥取で行われた国民文化祭のマスコットキャラクター。右手には絵筆、左手には音符を持ち、まさに梨肌ならぬ芸術家肌のゆるキャラです。

ピアートピアートがアートを探し求め、向かった先は「鳥取県立博物館」。久松山の麓、鳥取城跡内にある総合博物館です。目指すは、現在行われている「ヴェネツィア絵画のきらめき展」(~12/9まで)。ヴェネツィア絵画の最盛期ともいえる15世紀から18世紀の作品が展示され、そのほとんどが日本初公開ということです。計71点もの大作が一同に展示されるということは、後にも先にもないであろうという、貴重な展覧会です。

ヴェネツィア絵画の特徴として挙げられるのは、鮮やかな色彩。作品には、鮮やかな赤や青が用いられた絵画が多く観られ、巨匠・レンブランドに影響を与えたといわれています。

サロメ像を鑑賞するピアート


ピアートがまじまじと鑑賞しているのは、ティツィアーノ・ヴェチェリオ作の「洗礼者聖ヨハネの首をもつサロメ」。サロメが身にまとっている布の赤がとても鮮やかに表現されていますね。
でもサロメが手に持っているのはヨハネの生首。ちょっと不気味…。

ピアート
右写真ピアートの後ろに写っている3枚の絵画は、4人の総統を輩出したヴェネツィア共和国の名門コルナーロ家に伝わる総統の肖像画。総統は、当時貴重だった赤い布を身の回りにあしらった姿で描かれ、まさに一族の権力が象徴されています。額がないのは、壁に埋め込む形で掲げられていたため。
恐れ多くも、ピアートはコルナーロ家一族をバックに記念写真をパチリ。(※このたびは特別に許可をいただいて撮影させていただきました。上左写真も同様)

油絵が最も早く普及したヴェネツィア。当展覧会は、油絵のルーツを知る、油絵の基本を知る上でも興味深い内容になっています。絵画好きのみならず、歴史好きにもおすすめの展覧会です。
会期中にはミニコンサート、講演会、映画上映会などのイベントも予定されています。ご希望の方には、音声ガイド(500円)も貸し出しされています。この機会をくれぐれもお見逃しなく!

紅葉の中の仁風閣
久松山の紅葉もそろそろ見ごろを迎えています。博物館のすぐ向かいには、明治時代に立てられた洋館「仁風閣」があり、紅葉の木々のなかに佇む様はまさに絵画のよう(左写真)。
あなたにとっての芸術の秋を探しに、是非お出かけください。




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紅葉の名所・芦津渓に行ってきました。

Posted by admin on 11月 5, 2007

芦津渓を眺めるトリピー

朝晩の冷え込みが日ごとに強まってくる今日このごろ。紅葉のシーズン、鳥取県内の山々もそろそろ色づき始めました。そうなれば!と、トリピーもその様子を偵察しようと、気の趣くまま出かけてみました。
いつものゆる~いかんじで風に身をまかせ、着地したのは「芦津渓」。鳥取県東部・智頭町にある、県内屈指の紅葉スポットです。芦津渓は、芦津発電所から三滝ダムまで続く渓谷で、以前ご紹介した「みたき園」の奥にあります。
上写真は、芦津発電所近くにあるキャンプ場から撮影した一枚。この日はあいにく曇り空で、写真ではあまり色合いがわかりづらいかもしれませんが、ところどころ黄色やオレンジ色に色づいているのが見えますか?
そして下写真2枚は三滝ダムとその周辺の様子。

三滝ダム三滝ダム周辺

三滝ダムは、発電所からつづく林道沿いに車を走らせて、約10分くらいのところにあります。道中では、ところどころハッとするくらい美しく色づいた木々を観ることができました。こちらは発電所周辺より少し紅葉が進んでいるようです。
どちらもまだ”見ごろ”というには少し早かったようですが、着実に秋は深まっているようです。
紅葉のシーズンはまだ始まったばかりです。みなさんも是非、錦色に染まった秋の山々を見に、足を運んでみてください。


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らっきょうの花って見たことありますか?

Posted by admin on 10月 25, 2007

らっきょう畑を望むトリピー 

白くてシャキシャキとした歯ごたえが心地よい、カレーの添え物などでお馴染みのらっきょう。そのらっきょうの花って見たことありますか?もしかしたら、らっきょうに花が咲くなんて知らなかった方も多いのでは?
鳥取県東部にある福部町は、全国でも代表的ならっきょうの産地。鳥取砂丘に程近いこの場所では、砂地を利用してらっきょうの栽培が行われています。毎年この時期(10月下旬~11月上旬)になると、この辺り一面はらっきょうの花で覆われます。さて、どんな花が咲くのでしょう?

らっきょう畑らっきょうの花

上写真は、10/24に撮影したもの。広大に広がるらっきょう畑のまだほんの一部ですが、花が開き始めていました。花火のように放射状に広がった先には、小さな赤紫色の花が咲きます。これはまだ花が開く前のつぼみの状態。あと1週間後ぐらいには満開になることでしょう。ゆるやかな起伏の表面に、まるで赤紫色のじゅうたんが敷き詰められているかのような光景は圧巻です。

らっきょうの花

らっきょう畑のほぼ中央を走る鳥取砂丘海士フラワーロードでは、両側にらっきょう畑を見渡しながらドライブを楽しむことができます。その道路の北端には、日本海の水平線を眺めながらゆっくり温泉につかることのできる日帰り温泉「ふくべふれあいランド」があります。また、鳥取砂丘の近くには子供たちの楽園「鳥取砂丘こどもの国」があります。「鳥取砂丘こどもの国」では、子供たちがおもいっきり体を使って楽しめる大型遊具のほか、大人も本格的に楽しめる陶芸体験コーナーもあります。
この時期でしかみることのできないらっきょうの花を、是非ご覧下さい。


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池田家墓所の燈篭会に行ってきました。

Posted by admin on 10月 2, 2007

提灯を手に取るトリピー燈篭会
秋の夜長…。またまた魅力的なイベントが開催されました。今回参加したのは、鳥取県東部・国府町にある池田家墓所で行われた燈篭会(とうろうえ)。

池田家は、因幡伯耆32万石の大藩として12代238年続いた大名家。鳥取市街地から少し外れたこの場所には、初代光仲(みつなか)から11代慶栄(よしたか)に至る歴代藩主とその妻子らが眠っています。このように大名一族がまとまった形で安置されているのは珍しく、規模も日本最大級といわれています。

現地へは国府支所前発の無料送迎バスに乗って向かいました。約5分ほどで到着。辺りはまだ明るく、とりあえず初めて訪れる墓所内をまわってみることにしました。
荒木又右衛門名のある燈篭
石段を登り左手正面に初代、そのまま前に進んでいくと一番奥に7代斉邦(なりくに)の墓が安置されています。7代斉邦の墓前には、三大仇討ちで歴史に名を残す、荒木又右衛門の名が刻まれた燈篭がありました(右写真)。
亀趺(きふ)と呼ばれる神獣が墓碑を支えるように存在感を示し、墓を囲む大きな木々が歴史を物語っています。

そのうち辺りは暗くなり、提灯を手にする人の姿がちらほら見えてきました。訪れた人にローソクと提灯が無料で配られ、各々好きなところにその明かりを奉納するというしくみ。トリピーも手に取り、もう一度墓所内をまわってみました。燈篭に火が入り、暗くなる前とはまた違った幻想的な光景にうっとり。こんな事を言うのはきまりが悪いかもしれませんが、墓所とは思えない、素敵な夜景が広がっていました。

ローソクを奉納するトリピー燈篭会

そしてこの会で見逃せないのが伝統芸能の奉納。燈篭の明かりを背景に、宇倍神社麒麟獅子舞と国府町因幡の傘踊りが披露されました。ライトアップされた野外ステージに浮かび上がる舞姿。麒麟獅子舞を「静」とするなら因幡の傘踊りは「動」の舞。どちらも観客を魅了する、素晴らしい演舞でした。

スイトンすっかり時の経つのを忘れ、ふと我に返ると何やらいいだしのいい香りがするではありませんか!においを嗅ぎ分けたどりついたその先には、おいしそうなスイトンが!(右写真)小腹のすいたトリピーはすかさず箸をとりました(200円)。肌寒い夜にはぴったりの、体にも心にもしみ渡るおふくろの味。とても美味でした。
スイトンを食べ終わった頃には帰りのバスの時間。幻想的な世界の余韻に浸りつつ、バスに揺られて帰ったトリピーでした。
是非みなさんも、まちの喧噪から離れたこの場所へ足を運んでみてください。

 


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幻想的な風景に出会う ~鹿野城下・虚無僧行脚~

Posted by admin on 9月 26, 2007

3連休の23日、鹿野に行って来ました。そうです、あの虚無僧行脚を見に…。
会場の鹿野城下に到着したのは、辺りが薄暗くなってきた午後6時ごろ。昼間行われていたレトロ市の屋台が店をたたみ、まだそのにぎわった余韻が残る中、提灯のあかりが燈りはじめました。
鹿野は戦国時代、鹿野城主・亀井氏によって栄えたまちで、約400年前の水路や格子戸など、当時のまち並みが今もなお色濃く残る城下町です。その情緒あふれる鹿野城下を、全国から集まった虚無僧が練り歩くということで、その幻想的な光景を一目みようと、トリピーは前々から楽しみにしていました。
軒先に下がる提灯の明かりが、なんともいい雰囲気。はやる気持ちを抑えつつ、虚無僧の集まる幸盛寺へ。


幸盛寺参道幸盛寺

参道には竹の明りとりが両脇に据えられ(左上写真)、訪れるものを奥へ誘います。門をくぐった先には虚無僧・見物客が大勢集まり、境内にある武将・山中鹿介の墓前で尺八を献奏する虚無僧の姿も見られました。下写真は、虚無僧のトレードマークともいえる深編笠(ふかあみがさ)を、興味深そうにかぶってみる子供たち。

虚無僧と子供たち

沿道には、地元の方々、観光客、カメラ小僧などがぞくぞくと集まってきました。トリピーもベストショットの狙えるポイントを探し、虚無僧のやってくるのを待ちました。
すると、幸盛寺の方から尺八の音が聞こえてくるではありませんか!提灯のわずかな明かりに照らし出され、暗闇の中時々姿をみせる虚無僧のシルエットがだんだんと大きくなってきました。来た!すかさずシャッターを押すトリピー。何だかブレてうまく撮れない…。あ、次が来た!…あれ?…。そしてそんなことを繰り返しつつ、10数組もの虚無僧が目の前を通り過ぎて行きました。撮れた写真はこの通り。

虚無僧行脚を目で追うトリピー

どうでしょう?ある意味、幻想的な雰囲気は伝わったかもしれませんが、自分の写真を撮る技術のなさに、少し煮え切らない思いのトリピーでした。もっと腕を磨きます…。

9月も後半に入ったのにも関わらず、暑い日々が続いたなか、この夜は涼しい夜風が吹いていました。その心地よさと幻想的な風景が、心に残る夜となりました。
次回行われるのは再来年となりますが、尺八の音、空気、においなど、虚無僧行脚と鹿野のまちすべてが一体となった幻想的な光景を、お見逃しなく!

虚無僧行脚虚無僧行脚


 


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レトロなまちで福の神に出会う・倉吉散策 ~トリピー編~

Posted by admin on 9月 12, 2007

白壁土蔵群
近年観光客数がふえ続け、リピーターも訪れているという、今注目の観光地・倉吉白壁土蔵群へ行ってきました。
中心地を流れる玉川沿いには、赤い瓦に白く化粧をした外壁が目に美しい土蔵が建ち並び、白壁土蔵群の代名詞ともいえる、趣きある景観をつくりだしています(右写真)。
土蔵群からつづくアーケードが老朽化により7月に撤去され、新たな表情で観光客を出迎えています。


レトロ博物館しるし
まちを散策すると、いたるところで目に入る「倉吉レトロまちかど博物館」の標(左写真)と木彫りの彫刻。
飲食店から旅館、かばんや、帽子店、カメラ屋…さまざなまジャンルのお店の軒先で見られ、気になるトリピーはその中のひとつ、「高田酒造」に入ってみました。(右下写真)



高田酒造




黒字に白抜きで描かれた鷹(?)模様ののれんが、趣きある外観に一層格式をただよわせる一方、店先におかれた木彫りのたぬきが愛らしい笑顔を振りまいていました。
のれんをくぐると店内はひんやりとした土間で、左側にはお茶をのんで一息できるスペースが設けられていました。

さらに奥へすすむと天井が高くなり、座敷には何やら古めかしい扇風機や看板が置かれていました。
よくよく見るとただ置かれているのではなく、展示されているもよう。(下写真)

高田酒造レトロ博物館

どうやらこれが「倉吉レトロまちかど博物館」の正体で、上写真の赤い標があるお店には、こういったその店に眠っていたレトロなお宝が展示されているようです。お店によって並べられているものがそれぞれ異なり、個性にあふれています。どれも懐かしく、かつ新鮮な品々ばかり。(全65箇所)

 

福禄寿
では木彫りの彫刻は?というと、「福の神に出会えるまち」という町おこしの一環として各所におかれ、表情豊かな福の神たちが観光客を出迎えています。作者はいずれも倉吉出身の仏師。倉吉にはなんと3人もの仏師がおられるそうです。3人3様の作風で、その表情はどれも笑顔。見ているだけでこちらも顔がほころんでくるようです。
ここはまち歩きを楽しむにはぴったりの場所。お店の人との会話を楽しみながら散策するのもよいでしょう。きっと、日常にはない発見がここにあるはずです。


★トリピーmemo★
いぎすを試食するトリピーお昼を食べに立ち寄ったお店で、「いぎす」というメニューを発見。興味本位で食べてみることにしました。
テーブルに運ばれてきたのは、黒っぽい何かを寒天で固めたような、見た目は羊羹のようなもの。しかし胡麻としょうががトッピングされているところを見ると、羊羹ではなさそうな…。
味の想像が全くつかず、とりあえず口の中へ恐る恐る入れてみると、?、!っ?、しょうがの風味が鼻を抜けた後、磯の香りがふわり
さらに噛んで味わってみると納得、黒っぽい色は海藻だったようです。
この地方に伝わる郷土料理で、いぎす草という海藻を煮ほぐし、容器にいれて固めた精進料理にはかかせない一品。是非、自分の舌でお試しあれ!



 


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いにしへの風景を映す ~里見時代行列~

Posted by admin on 9月 3, 2007

里見時代行列を見るトリピー

里見安房守忠義主従の終焉の地である倉吉市で、里見時代行列が行われました。
里見忠義は、1614年大久保忠隣(夫人の祖父)の事件にかかわりがあったとして伯耆国倉吉へ左遷され、29歳の若さで現在・関金町大字堀里にて悲運の死を遂げたと伝えられています。

里見時代行列忠義の死後、8人の側近が後を追って殉死した「八賢士」は、滝沢馬琴作の「南総里見八犬伝」のモデルとなったといわれています。
きっと遠く離れた里美家の再起を願っていたに違いないだろう…と忠義公の心中に強くひかれた町民達が忠義公をしのび、毎年9月、供養を祈願した「倉吉せきがね里見まつり」が開催されます。その一環として行われたのが里見時代行列です。

倉吉を代表する白壁土蔵群、関金の湯命館周辺を練り歩き、最終到着地・山守小学校にてイベントが行われました。
トリピーは、関金の湯命館で時代行列の来るのを今か今かと待ちわびていました。すると、色とりどりの装飾で飾られた甲冑に身を包んだ武者が次々と登場。ほら貝に先導され、その勇壮かつ華やかな武者姿を見物客に披露しました。
トリピーもしばしその様子に目を奪われ、いにしえの風景を想像、重ね合わせてみるのでした…。

甲冑を身に着けるだけでも汗だくになりそうな、まだまだ残暑厳しい日だった故、子供武者は少しお疲れ気味!?のようでしたが、その本格的な甲冑姿は一見の価値あり!ですのでみなさんも是非、来年里見行列を見に倉吉・関金にお越しください。

里見時代行列(湯命館前にて)里見時代行列(湯命館周辺にて)


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NHK全国放送「ゆうどきネットワーク」出演しました。

Posted by admin on 8月 24, 2007

サンドボードとトリピー昨日の夕方放送された、NHK番組「ゆうどきネットワーク」に出演しました。「ゆうどきネットワーク」は、毎週月曜日~金曜日の夕方17:15~18:00に放送される、「あたたかくて、楽しくて、ちょっとためになる」情報をお届けする番組です。その中の「ゆうどきライブ」では、全国各地の名所などから中継で全国の表情をお伝えするのですが、昨日は鳥取砂丘で行われているサンドボードを紹介する中継でした。

サンドボード滑走サンドボードとはスノーボードに似たスポーツで、砂の傾斜をボードで滑り降りる、オーストラリア生まれの新しいスポーツです。(右写真)鳥取砂丘のシンボル、”馬の背”と呼ばれる砂の丘付近はサンドボードに最適の場所。(※滑走できる場所は指定されているので要注意)初心者でも気軽に楽しむことができ、雪の降るのが待ちきれないボードファンにもおすすめです。
中継では、サンドボードの講師をされている前田さん指導の下、NHK鳥取放送局の児林アナウンサーが実際にサンドボードを滑ってみる様子が放映され、トリピーはその応援団として駆けつけました。

リハーサル中緊張気味のトリピー全国放送、しかも生中継ということで、少し緊張気味にリハーサルをするトリピー。(左写真)
本番では、いつもの元気で児林アナウンサーをイナバーズと一緒に応援しました!
砂の丘のすぐ向こう側は日本海。砂丘の頂から傾斜30度の斜面を滑りおりると、まるで日本海へダイブするような気分を味わえる、豪快かつ爽快なスポーツです。是非みなさんもチャレンジしてみてください!

※国立公園・鳥取砂丘の美しい景観を損なわないために、マナーを守って楽しく滑りましょう!




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