鳥取二十世紀梨記念館に行ってきました。
Posted by admin on 4月 25, 2008
このたびトリピーは「鳥取二十世紀梨記念館」へ行ってきました。ここは、梨に関するすべてがわかる”梨の博物館”です。みなさんご存知の通り、トリピーは二十世紀梨がモチーフとなっていますので、いわば”トリピーの記念館”ともいえるでしょう…というのは、ちょっと言い過ぎですかね。
それはそうと、「鳥取二十世紀梨記念館」の内部をちょっとだけご紹介します。入ってすぐ、目の前にそびえる大きなオブジェ。よくよく見ると、それは梨(中国梨)の木だそうです(右写真)。枝の広がりが20メートルもあるという巨木に圧倒されつつ、奥へ。
1Fフロアには、梨の歴史、栽培方法、おいしい食べ方に至るまで、梨に関するさまざまな展示がなされています。フロアの一角にある「二十世紀梨ものがたり劇場」では、古民家風の芝居小屋で人形劇を楽しむことができます。
また、上写真でトリピーがヘッドホンをつけモニターを見ているのは、梨の栽培過程をクイズ形式で紹介する「バーチャル梨園」。みごと全問正解すると「認定証」がもらえ、しかもそれを受付にもっていくとちょっといいことがあるかも…!?ということで、さっそくチャレンジ。クイズは思ったより難しかったのですが、ヒントをたよりに何とかクリア。手に入れた「認定証」を受付に持って行ったところ、ちょっとうれしいあるものをいただきました。何がもらえるかは行ってのお楽しみということにしましょう。(どうしても知りたい!という方は、「鳥取梨二十世紀記念館」ホームページをご覧下さい)
2Fフロアには、驚きと発見が満載の「不思議ガーデン」(左写真)をはじめ、実験コーナー、図書や映像の閲覧スペースが設けられています。特に「不思議ガーデン」は、お子様達が楽しんでいただけること間違いなし!
ここでは、館内のいたるところで「ナシオ」くん(右写真)がナビゲートしてくれます。同じ梨キャラとして、要チェックです。
GW中は、「梨品種3世代試食会」や「梨作り体験」などのイベントが開催されるほか、5月5日(月)はぼくトリピーとの記念撮影会も行われますので、ぜひ皆さんで「鳥取二十世紀梨記念館」へ足を運んでみてくださいね!
まだまだ花盛り!とっとりの桜
Posted by admin on 4月 10, 2008
鳥取市内では先週末、さくらが満開となり、晴天にも恵まれ、まさにお花見日和となりました。さくらの満開と休日がぴったり重なり、しかも文句の付けようのないよい天気というのは、なかなか珍しいことだと思います。その後天気が崩れ、さくらの花びらが地面を覆っている光景を目にするようになりました。「ああ、今年のさくらも終わりだな…」と感じるわけですが、まだそうでもないようです。
それは、昨日(4月9日)鳥取市内にある湖山池に浮かぶ青島へさくらを見に行ったときのこと。春になると姿をあらわにするさくらの木で、島の表面はところどころ淡い色に染まっていました(右写真)。
青島へつづく橋を渡ってすぐのところには、グラウンドが整備されており、その辺り一帯につぼみをいっぱいつけた木がちらほら花を咲かせていました(左写真)。よくよくみると、それは八重桜のようです(上写真)。満開になるまでにはもうしばらくかかりそうなので、見頃はまだこれからのようです。ざっと見回すだけでもかなりの本数が植えられているようですので、満開時の光景はさぞかし美しいことでしょう。
他にも、鳥取県東部では智頭川畔、中部では船上山、西部では萩原・報恩峠など、これから見頃をむかえるさくらの名所はまだあります。是非みなさん足を運んでみてください。
鳥取カレーを食べに来んさいな~
Posted by admin on 3月 31, 2008
昨日(3月30日)、トリピーは鳥取砂丘で行われたあるイベントにお招きに預かり、行ってまいりました。会場に近づくにつれ、ただよってくるなんともいい香り。きっと誰もが好きな、その食欲をそそるスパイシーな香りをたどっていくと、見えてきたのは黄色いのぼり。その周りには、同じ香りに誘われた人々でにぎわっていました。
そのあるイベントとは「第2回うち家(げ)のカレーコンテスト」(※鳥取弁で”うち家(げ)”とは、”我が家”という意味です)。鳥取市はカレールウ世帯あたりの消費量全国一を誇り(平成16年総務省家計調査による)、「カレーのまち・鳥取」をPRすべく開催されたこのイベントでは、数ある応募の中から書類審査で選ばれた県内の家庭のカレー4点の審査が行われました。
会場に入ってまず目を引くのが、巨大なカレー絵図(上写真)。これは、鳥取湖陵高等学校の生徒さんの出展品で、大きさなんと約2メートル四方。「鳥取カレー旅行記」と題されたこの日本一といわれるジャンボカレーには、カレーチーズフォンデュや、おからカレー、流しカレーうどんなど、さまざまな仕掛けが盛り込まれていて、訪れる人々の目と舌を楽しませていました。
審査員は、このコンテストの主催である鳥取カレー倶楽部をはじめとする特別審査員と、会場に訪れた一般参加者で、”味”と”鳥取らしさ”などの審査が行われました。見事、優勝したのは「烏賊のさえずりカレー」。焼いたイカのくちばしを煮込んだこのカレーは、新鮮な日本海の幸が手に入る鳥取ならではの味。とってもおいしそうでした。
この日は、カレーンジャーの新曲発表会も行われ、審査員で訪れていた「鳥取大砂丘自然のふしぎ&からくり館」プロデューサー河下さんによる、カレーとうふちくわ笛の演奏(右写真)も聞くことができました。立ち込めるスパイスの香りの中、イベントは大いに盛り上がりました。
このイベントに参加して、トリピーは改めて鳥取の人はカレー好きだなと思いましたし、鳥取のカレーについてもっと知りたい!食べてみたい!と思いました。
鳥取カレー倶楽部では、県産の食材を必ず1つは使ったオリジナル鳥取カレーメニューを持つ飲食店を加盟店として登録しています。是非みなさんも鳥取カレーを食べにお越し下さい。
※加盟店については、鳥取カレー倶楽部のホームページをご覧下さい。
→鳥取カレー倶楽部ホームページ
健康と美肌のためのちょっとうれしい旅プラン発表会へ
Posted by admin on 3月 13, 2008
ここ数日、いてつくような寒さとは一転、鳥取は春のような暖かな日が続いています。鳥取市内にある樗谿(おおちだに)公園の梅が咲き始めるなど、身近なところにも春の訪れを感じられるようになりました。こうなると、ココロもカラダも軽くなったような気分…ん?んん?何だか体に違和感を覚えるトリピー。冬の間はどうしても運動不足になりがちで、しかも美味しいとっとりの冬の味覚をそれなりに楽しんだトリピーは、ちょっと蓄えが過ぎたようです。
そんな中、ちょっと耳寄りな情報が届きました。それは聞くところによると、3%美しくなる旅プランの発表会が行われるとか。3%という数字も気になりますし、冬の蓄えを少しでも何とかできるかも…という期待を込めて、昨日(3月12日)、皆生温泉で行われた発表会へ行ってきました。
発表された旅プランは、その名も「スリミングステイ~3%美しくなる旅」。皆生温泉旅館組合の取り組みとして、かねてからプロジェクトが進められていた期待の旅行商品です。
皆生温泉のお湯はいわゆる「塩湯」で、ある方法で入浴すると最大3%の脂肪燃焼効果が期待できるそうです。スリミングステイプログラムは、その「脂肪燃焼入浴」のほか、カロリーを1000~1200kcalに抑えた「ビューティーレシピ」による会席、目の前に広がる絶景を楽しみながら歩く「海岸散策」を基本に、健康と美を保つためのプログラムで構成されています。
発表会では「ビューティーレシピ」の試食会も行われ、栄養士の指導のもと、試行錯誤を重ね作り上げられた計15の旅館の料理が一同に並びました。どれを見ても色鮮やかで、見ているだけで楽しい気分に。特別にレシピの一例を紹介しますと…左写真中央にあるのは「地鶏朴葉焼」、朴葉焼下左から「いただき風山菜おこわ」、「しじみと山菜釜飯」、「穴子蓮根蒸し」、上右から「豆乳豆腐」、「桜鯛う潮鍋」。
気になるお味はというと…。どれも素材の味が最大限生かされた、まるで京会席のような、味も見た目も上品な品々。季節の味覚もふんだんに使われており、体内にたまった冬のアクが浄化され、体も心もすっきりと優しくなるような味でした。食材には地のものが使われており、鳥取・皆生ならではの魅力が盛り込まれていました。とても美味でした。
また発表会では、皆生温泉の成分が配合された「ALIVE SALT」と「長寿円満『守り塩』」をゲット。(左写真)これらはスリミングステイ参加者にプレゼントされるそうです。「ALIVE SALT」は、脂肪燃焼プログラム入浴時に使用する、マッサージ用の塩。トリピーはまだ試していませんが、何だかとっても効きそうな気がします。2泊3日のプランがオススメという事ですが、滞在中楽しんでいただける様々なオフィシャルツアーもご用意されています。無理をせず美しく、かつ心も体も癒されたい方は、ぜひ皆生スリミングステイへ!!
○お問合せ先/皆生温泉旅館組合 TEL:0859-34-2888
→皆生温泉旅館組合ホームページ
※エースJTBによるツアー商品も発売されています(旅行期間4月1日より)
○オフィシャルツアー申込窓口/皆生ツアーデスク TEL:0859‐35‐6785(9:00~18:00)
詳しくは→大山王国ホームぺージ
第3回ゆるキャラ®カップ開催日決定!&奮闘記 part3
Posted by admin on 2月 22, 2008
以前、スギッチとの対談の中でちょっとだけ話題に出ていましたが、「第3回ゆるキャラ®カップin鳥取砂丘」の開催日が決定しました!ゆるキャラ®カップについては以前より、ブログでも紹介していますが、いわばゆるキャラ®たちの運動会で、相撲や障害物競走、エアギターなどの熱い戦いが毎回繰り広げられています。もちろん次回もトリピーは出場する予定です。詳細についてはまだ明らかになっておらず、”ゆるキャラ®カッププロジェクト”なるものが進行中ということで、どんな大会になるか楽しみですね!
2月3日に誕生したばかりの智頭町のマスコットキャラクター、「杉太くん」「紅子ちゃん」も参加してくれるかな~。スギッチもちょっと(かなり)遠いけど、参加してくれたらうれしいな~。なんて勝手に思いを馳せているトリピーですが、第2回ゆるキャラ®カップ奮闘記の続きをお伝えするのをすっかり忘れていました。しかも、重大なある発表を…。
第2回ゆるキャラ®カップの成績ですが、まなびピア岡山2007のマスコット「マナビィ」が見事その栄冠を勝ち取りました。総合2位は「とりモー」、3位は「わたる」くん。トリピーはというと、総合17位(43体中)。決して良いとはいえない結果に終わり、表彰を受けるゆるキャラ®たちに羨望のまなざしで見つめるトリピー。しかし、トリピーがそのまま煮えきらぬ思いで会場を去ることはなかったのです…そのわけは?第2回大会では、「ゆるキャラ®人気投票」が行われ、トリピーはなんと第1位に選ばれたのです!!今思い返しても、あの時の喜びは忘れられません。うれしかったな~。先に言った重大なある発表とはこのことですが、ちょっと大げさだったかな!?
何はともあれ、時期はまだまだ先のことですが、「第3回ゆるキャラ®カップin鳥取砂丘」をおたのしみに!
スギッチと対談。
Posted by admin on 2月 7, 2008
皆さん、スギッチって知ってますか?ゆるキャラ好きの方はご存知かと思いますが、ゆるキャラ日本一決定戦(TVチャンピョン/テレビ東京)で見事王座を勝ち取った、秋田わか杉国体のマスコットキャラクターです。
先日、雑誌の取材でそのスギッチと対談する機会をいただきました。内容は「ゆるキャラで町おこしはできるのか~東日本と西日本のカリスマゆるキャラが語る」。”カリスマゆるキャラ”と呼ばれるのは少し照れくさいですが、日頃から鳥取県のPR活動に励んでいるだけに、とても興味のある内容。これは良いチャンスかも…ということで対談させていただくことになりました。
場所は東京。始めは少し緊張気味だったトリピーも、対談を進めていくうちに徐々にヒートアップ。とっとりを愛するがあまり、ついつい語りにも熱が入ってしまいましたが、さて、どんな記事になっているのでしょうか…!?
王者の風格を漂わせるスギッチ(左) ↑ ↑…苦悩!?
対談後にはスギッチと硬い握手を交わし、お互いの今後の活躍を健闘し合いました。先日、「第3回ゆるキャラカップin鳥取砂丘」の開催日が決定(2008年11月2日)しましたが、スギッチも参加してくれたらうれしいですね。
対談の様子は「BE-PAL」4月号(3月10日発売予定/小学館)に掲載されます。ぜひ皆さん読んでみてくださいね!
韓国「雪花祭」へ参加してきました!
Posted by admin on 2月 1, 2008
先日、韓国江原道の平昌(ピョンチャン)で、「大関嶺(テガンリョン)雪花祭」が行われました。江原道と鳥取県は昨年交流を再開し、トリピーは鳥取県をPRする絶好のチャンス!ということで、スーツケースを片手に韓国へ向かいました。このたびは鳥取県の観光大使・ゲゲゲの鬼太郎さんも一緒に韓国へ向かうということで、トリピーも以前から楽しみにしていました。
会場についてビックリ!まず目に飛び込んできたのは鬼太郎さんの巨大な雪像。高さが約7メートルもあり、会場内にある60体の雪像の中でも最も大きな像だったそうです。その大きさに圧倒され、しばらく目を奪われていましたが、ふと目線を横にやるとそこには…そうです、ぼくトリピーの雪像があるではありませんか!自分の雪像がつくられているとは知らなかったので、うれしい気持ちと驚きで、胸が熱くなる思いでした…。
雪花祭ではイベントが行われ、トリピーも積極的に参加し、一人でも多くの方が鳥取県に訪れてもらえるよう、鬼太郎さんとともにがんばってPRしてきました。左写真はイベントの様子。
夜はライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な世界が広がっていました。(右写真)
さすが鬼太郎さん、雪像の前には人がたくさん集まり、韓国でも大人気だったようです。
トリピーはというと…鬼太郎さんほどではなかったかもしれませんが、みなさんにかわいがってもらえたようです。
雪の中、無事日程を終了し、鳥取へ帰還。韓国ではいろんな方々にお世話になりました。みなさん、ありがとうございました。
※今回トリピーが利用したのは米子‐ソウル国際定期便。便利でお得な米‐ソ便を利用して、みなさんも是非、韓国へGO!
→韓国へ行こう!ホームページ
城下町・鳥取をまちあるき
Posted by admin on 12月 13, 2007
最近、ちょっとした”まち歩きブーム”のトリピー。このたびは鳥取県の県庁所在地・鳥取市内を散策してきました。
トリピーもよく訪れているスポットですが、ゆっくりとまちを歩いてみるのはこれが初めて。今回は、鳥取市観光ボランティア友の会・木田さん(左写真)に案内してもらいました。
まず訪れたのは、鳥取市街地の中心を流れる袋川沿い(右写真)。ここは春になると、両脇の土手沿いに植えられた桜が、見事な花を咲かせます。トリピーも春になると、一度は目にするその美しい光景ですが、そこにはある秘話が残されていたのです。
1952年(昭和27年)鳥取の歴史に残る大火事が発生し(鳥取大火)、袋川土手沿いの桜並木も焼き尽くされました。しかし、大火の後、ある人物によって桜の木が徐々に植林され、今の姿になったということです。
ある人物とは、学生時代を鳥取で過ごし、のちに京都大学助教授となった瀬川弥太郎氏で、”学生時代に見た美しい桜並木をもう一度復活させたい”という強い思いからの行動だったそうです。瀬川氏は名を伏せていたため、はじめは謎の人物とされていましたが、今ではその功績をたたえる碑が袋川沿いにつくられています。この話を聞いて、桜並木を見る目が変わったような気がしたトリピーでした。
そして向かったのは「きなんせ広場」。桜の碑からすぐの智頭橋にある広場で、”きなんせ”とは鳥取弁で”来て下さい・おいで下さい”という意味。
ここにはみなさんご存知の唱歌「ふるさと」のモチーフ像(左写真)があります。「ふるさと」の作曲者・岡野貞一は鳥取市の出身。ここ以外にも、袋川土手沿い(東側)には、岡野貞一と岩美町出身の音楽家・田村虎蔵(代表作/金太郎、大黒さまなど)の作品を楽しめる工夫がなされています。
また、日本三大仇討ちで歴史に名を残す「荒木又右衛門」にまつわる荒木神社がここ若桜橋沿いにあります。荒木又右衛門の住居跡といわれ、又衛門が実際使っていたと伝わる手水鉢があります。お墓は同市内の玄忠寺にありますので、そちらもぜひ訪れてみてください。
ルートは若桜通りへ戻り、次は「川端銀座」へ。名前から察しがつくと思われますが、かつては賑わっていた商店街。当時の面影が残された建物を見ることができます。
そのレトロな佇まいを活用した新しいショップが近年次々とオープンし、若者達の注目を集めています(左写真)。目印は「かわばたぎんざどおり」と彫られた木製の看板です。
アーケードを抜けると、おいしいと評判のたい焼き屋「らっぱや」さんがあります。鳥取大火に見舞われたとき、当時の店主はまず「たい焼き器(たい焼きを焼く調理器具)」をもって火を逃れたといわれています。そんな商売魂あふれる、老舗たい焼き屋さんの味をぜひご賞味あれ!
通りを抜けて智頭街道へ。鳥取のメインストリートは、もともと鹿野街道。鳥取城の勢力拡大とともに智頭街道がメインとなり、今の若桜街道へ移行したのは明治時代、鳥取駅がつくられてからの事だそうです。智頭街道から久松山を望むと、鳥取城跡がよく見えます。
昭和6年に建てられ、鳥取大地震・鳥取大火にも耐えたという「五蔵円薬局」の建物はここにあります(左写真)。鉄筋コンクリート3階建ての建物は、風格さえ感じられるようです。
木田さんからいろいろなトリビアを聞きながらたどり着いたのは、こちらも珍しい建物の前(右写真)。若桜街道沿いにあるものの、言われてみないと気付かないこの建物はなんと木造3F建て。現在の建築基準法では、都市部の防火地域は制約のため木造3Fは建てることができません。そんな貴重な建物を大切に守っていきたいですね。
次は本浄寺(ほんじょうじ)へ。ここには深尾角馬(ふかお・かくま)の墓があります(左写真/木田さんの左奥)。深尾角馬は名だたる剣士で、さまざまな逸話が残されていますが、ある罪を犯してしまったため切腹によりこの世を去りました。その説明をまじまじと聞くトリピー。鳥取にこんな人がいたなんて知らなかった~。その逸話を題材に描いた小説(「深尾くれない」宇江佐 真理・著/新潮文庫)も出版されているそうで、ぜひ読んでみたい!と思ったトリピーでした。
ほかにも見どころは盛りだくさんでしたが、ご紹介するのはここまでとしておきます。鳥取のまちを知り尽くした木田さんの説明はとってもわかりやすく、まち歩きの楽しさを実感することができました。
県外の方はもちろん、地元・鳥取人にもオススメです。鳥取市観光ボランティアガイド友の会まで、お気軽にお問合せください。
○鳥取市観光ボランティア友の会 事務局(鳥取市観光協会)
TEL/0857‐26‐0756
ご存知ですか?鳥取県立博物館の「ミュージアムショップ」
Posted by admin on 12月 4, 2007
以前、梨仲間のピアートが取材に行った『鳥取県立博物館』には、あるコーナーがあります。それは「ミュージアムショップ」。「ミュージアムショップ」とは、博物館に展示、収蔵してある資料に関連するグッズなどが販売されているところで、ほとんどの博物館・美術館に設置されています。鳥取県立博物館では、平成19年度に入ってから展示販売コーナーを充実し、展示品にちなんだグッズをはじめ、当館に展示・収蔵している郷土玩具等の民工芸品もミュージアムグッズの一部として展示販売することになりました。さて、どのようなグッズが置かれているのでしょう?その一部をご紹介します。
陳列されているのは、今年1月に閉店した「鳥取県物産観光センター」で扱われていた商品の一部でもあり、県内でつくられている工芸品の数々。和紙を使ったはがき・便箋・照明器具や、木彫りの十二支の人形、染め物などなど。
おみやげにはもちろん、ちょっとしたプレゼントや、自分の楽しみとしても欲しくなる品々が並んでいます。
今、開催中の「ヴェネツィア絵画のきらめき」展(~12/9まで)期間中は、上記コーナーの横にヴェネツィアングラスのアクセサリーや小物が販売されています(右写真)。そちらも併せて、ぜひ気軽にお立ち寄りください。
ミュージアムショップだけにわざわざ足を運ぶのは…という方は、常設展をご覧になられてはいかがでしょう?鳥取県立博物館の常設展示は、地学・生物、歴史・民族、美術、近代美術のそれぞれのテーマに分けられ、特にトリピーがおすすめなのは1Fの地学・生物展示室。実際、山陰海岸に漂着した巨大なダイオウイカの液浸標本や、生きたオウサンショウウオを観察できる水槽など、大人も子供もたのしめる展示物が満載です。しかも入館料が常設展すべての拝観でなんと大人180円(※小・中・高生は無料)!まだ行ったことのない方は、ぜひ足を運んでみてください。
→鳥取県立博物館公式ウェブサイト
歴史と情緒あふれるまち・米子を散策
Posted by admin on 12月 3, 2007
ゆるキャラ人気急上昇中のヨネギーズの2人(ネギ太とネギ子)の誕生地である米子市。先日、その米子のまちを観光ボランティアの細木さん(左下写真)と共に、たのしいお話を聞かせていただきながら散策してきました。実際歩いてみた米子は、トリピーの予想以上に歴史と情緒あふれる素敵なまちでした。
観光ボランティアガイドのまち歩きおすすめコース4つのうち、トリピーが歩いたのは「米子の下町~寺町散策コース」。コースの内容は以下の通り。
山陰歴史館>白壁土蔵>涼善寺>寺町>鹿島本家>内町後藤家>判屋船越家>しょうじき村>笑い庵>山陰歴史館(約2時間程度)
山陰歴史館でガイド細木さんと落ち合い、いざ出発。まずは、加茂川沿いへ。米子港から荷物を載せた船が行き交っていた当時の石段や白壁土蔵など、昔の面影をしのばせています(右上写真)。加茂川では、中海へ出て湊山公園や米子城跡を望む遊覧船も出航しているそうなので、こちらもまたの機会に乗ってみたいと思います。
次は涼善寺へ。ここには、南北朝時代、隠岐島へ左遷される後醍醐天皇を救出しようとした武将・児島高徳公の顕彰碑(左写真)があります。その碑に刻まれた詩の意味とは?ガイドの細木さんの説明を聞き、「へぇ~」と思わずひと言。こういった史実の裏話は、歴史好きにはたまらない醍醐味と言えるでしょう。その真相は、ぜひ現地でお確かめください。
そして続く寺町へ。ここは名前の通り、お寺が通り沿いにずらりと並んでいます(右写真)。その数は9つもあり、1600年ごろ米子城の要塞として集められてできたもので、全国的にも珍しい場所だそうです。
鹿島本家では、約400年前につくられたシャチホコを見ることができます(左写真)。鹿島家は、米子城の改築が行われた際(約150年前)700両を拠出し、その記念にこのシャチを受け取ったといわれています。すこし奥まった中庭に安置されるシャチホコは、何とも愛嬌のある表情で訪れる人々を歓迎しているかのようでした。
そして後藤家、船越家の前を通り、ちょっと寄り道「岡本一銭堂」へ。ここは昔懐かしい駄菓子屋さんで、店にはいろとりどりの駄菓子が並びます。
見ているだけでも楽しい店内。トリピーはあまり長居すると売り物と間違えられてしまいそうなので、後ろ髪をひかれつつ次へ。
ここでひと休み。案内されたのは「下町館かどや」(右写真)。昨年オープンしたばかりのまだ新しい店内にはおみやげ品が並び、まち歩きで疲れた足を休める休憩所が設けられています。お茶をいただきながら、ガイドの細木さんとここまでの道のりを振り返ります。店のおばちゃんはとても親しみやすい人柄で、店の中は和やかな空気に包まれていました。
そして足先は復路へ向かい、「しょうじき村」(商店街)~「笑い庵」へ。「笑い庵」はこちらも無料休憩所。「かどや」で休憩済みの方も、まるでタイムスリップしたかのような、また違った趣の店内へぜひ立ち寄ってみてください。
トリピーが感じたのは、とにかく人がいい。ガイドの細木さんをはじめ、まちで出会う人々はみんな気さくで親しみやすく、「いいところだな。また訪れてみたいな。」と改めて感じました。是非みなさんも、ゆったりと米子のまち歩きを楽しんでみてください。
→米子下町観光ガイドについての詳細(米子市観光協会ホームページ)