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国指定伝統的工芸品・弓浜絣を見てきたよ♪

Posted by admin on 8月 27, 2013

「暮らしを彩る弓浜絣―第二期研修生巡回展―」が米子市で開催中♪「衣・食・住」をテーマに、今夏、3年間の後継者養成研修を修了する二期生の方の作品も展示されているよ♪

弓浜絣(ゆみはまがすり)は、江戸時代末期に弓ケ浜で綿花の栽培が始められ、主に仕事着等の衣料として、綿布が織られていたんだ。綿作りと絣織りが盛んだったこの地域では、何世代にもわたって、綿作りや絣織りが受け継がれ、現在に至っているんだよ。素朴な絵柄とざっくりした風合いの藍と白のコントラストが特徴♪みてみて!素敵な柄のポーチ!最近では、着物のほかに、袋やコースター、のれんなど、絣をつかった新しい製品が生まれているよ♪
弓浜絣(とりネット)

そして、この日は、この研修を終了される二期生の方もいてね、なんと、綿花から綿と種にわける綿繰り機の使い方や、糸つむぎのやり方を教えてもらったよ☆

綿繰り機…手前から綿花を入れて、機械を回すと、機械を挟んで、種は前に、綿は後ろにわけられるんだよ〜!左下の写真にある黒っぽいのが、綿花の種!初めてみたけど、ちょこっとだけ綿にくるまれてて、かわいかった〜。

糸つむぎ…綿の塊から、綿糸を作る作業!左手で綿の塊を糸につなげて持って、右手は糸つむぎの機械を時計まわりに回すだけで、ツルツルと糸ができていくんだよ。おねーさんはとっても上手で、見てたらできそうな気がしたんだけど、最初は力加減や回す速度がわからなくて、プチプチ切れて糸にならなかった(泣)

弓浜絣をつくるには、糸つむぎや、染めたり、織ったり、30もの工程があって、始めて絣が誕生するんだよ。あたたかみをとっても感じられる品々なのは、大切に大切に作られて生まれたものだからだね♪

山陰では3会場、9月には神戸、10月には大阪で、弓浜絣の展示会が開催されるから、みんなも是非、足を運んでみてね。写真では伝えられない、綿の触り心地の良さに、びっくりするよ!

暮らしを彩る弓浜絣−第二期研修生巡回展−
(米子会場)アジア博物館・井上靖記念館(8/24〜8/31)
(鳥取会場)ギャラリーあんどう(9/20〜9/23)
(出雲会場)工芸おかや(10/18〜10/23)

弓浜絣神戸展(9/3〜9/8)
(会場)GALLERY北野坂・神戸市中央区

弓浜絣大阪展 暮らしとかすり(10/26〜10/29)
(会場)鳥取県関西本部・大阪市北区

鳥取県弓浜絣協同組合
とっとりの手仕事 …とっとりのステキな手仕事あれこれ☆

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