大山寺にある寺院の中で最古の阿弥陀堂。室町末期に建てられ、こけら葺きに軒を反らせた美しい姿です。本尊は丈六(2.79メートル)の木造阿弥陀如来で1131年に造営されたと言われています。建物、仏像とも国の重要文化財に指定され、堂内の見学には事前の申し込みと拝観料が必要です。
大神山神社で続く、自然石で作られた日本一長い石畳の参道。
大山寺から石畳の参道をあがったところに大神山神社奥宮があり、社殿は国指定の重要文化財かつ国内最大の権現造りです。
大神山神社奥の宮へ向かうと“後向き門"と呼ばれる神門が建てられています。これは扉が開かないようにするための閂(かんぬき)が外側についているので“逆門"とも言われ、もともと大山寺本坊西楽院の表門(宮家のお成門)にあったのが1875年寺から神社に引き渡され、この奥宮の門に移転され、その時そのまま移転したので後向きになっています。
旅の安全の守り仏としても信仰されるなど、地蔵信仰のある大山寺。大山古道には、33のお地蔵さんがいます。
毎年6月第1土・日曜日に、大山山頂で安全を祈願する、山頂祭が行われます。参列者には御神酒が振る舞われ、登山口のイベント会場では、癒しの森コンサートなどの各種イベントもあり、終日多くの人で賑わいます。
たいまつ行列参加について | たいまつは当日販売のみ先着2000名様まで、たいまつ一本500円 |
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会場 | 博労座特設会場(大山町大山40-1) |
問合せ | 0859-52-2502(大山町観光案内所 8:30~17:00) |