清末先生と行く知られざるとっとりの名所_part2

Posted by admin on 6月 13, 2008

清末先生と行くシリーズpart2
part1では、青谷町の八葉寺周辺をご紹介しましたが、今回は同じく青谷町の不動谷川流域をご紹介します。
ここには、不動滝(ふどうだき)湯原滝(ゆはらだき)妙円滝(みょうえんだき)の3つの大きな滝があります。
かちべ伝承館から少し奥へ入ったところに不動滝があり、近くまで車で行くことができます。清末先生がまず案内して下さったのは、不動滝の駐車場からすぐ、左手に見える道をたどった先にある湯原滝。
湯原滝

近づくにつれ、だんだんと大きく聞こえてくる滝の音。
そして木々の緑の間から姿を現した滝は、想像以上に大きく、この日はあいにく曇天だったのですが、少しもやがかった周囲の景色と一体となって、それは美しい絵画のようでした。
不動滝とトリピー

湯原滝を後にし、次に向かったのは不動滝。
御滝山大善院の奥にあり、滝つぼ近くの岩では、修行が行われるそうです。
こちらも見事な滝で、近くにいるだけで身も心も洗われるような気がしました。
ここでは毎月第1日曜日に縁日が行われており、また、6月と9月の第1日曜日には「湯三昧(ゆざんまい)」と呼ばれる儀式が行われるそうです。
興味深いですね。一度は行ってみたいと思うトリピーでした。
妙円滝

最後に訪れたのは、妙円滝。
だどり着く前に、「人が滝に打たれているように見えるんですよ。」と清末先生。
はて?どういうことなのか、想像を膨らませつつ行った先には、”なるほど”といった風景が目前に現れました。
まるで修行僧が滝に打たれているかのよう
この辺りは溶岩流が流下してできた安山岩の地層で、妙円滝の流れ落ちる壁は角柱の断面が突起したように、ゴツゴツとした表面になっています。
その壁に水が流れ落ちると、突起の部分が水にあらわれまるで人の頭のようにみえ、たくさんの修行僧が滝に打たれているように見えるのです。
思わず手を合わさずにはいられなかったトリピーでした。

3つの滝は、歩いてまわれる距離にあります。
ぜひ皆さんも、マイナスイオンたっぷりの滝めぐりを楽しんでみてはいかがでしょうか?
今回はここまで。清末先生と行くシリーズはまだまだ続きます!
※湯原滝・妙円滝へは、歩きやすい靴で行くことをオススメします。




○「不動滝」の詳細
アクセス/JR山陰本線青谷駅から日ノ丸バス小畑行き8分、大坪下車すぐ
問合せ先/青谷町総合支所産業建設課
TEL/0857-85-0015


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清末先生と行く知られざるとっとりの名所_part1

Posted by admin on 6月 9, 2008

先日、ある先生と、まだまだ知られざるとっとりの名所へ、ご一緒させていただきました。
清末先生とトリピー
そのある先生とは、主に県内向けのテレビやラジオに数多く出演されており、鳥取県民なら知らない人はいない!?というぐらい、動植物の専門家として有名な清末忠人さん(右写真/以下清末先生)です。

小学校教諭、学芸員などを経て退職された今なお、鳥取生物友の会の会長など幅広くご活躍されている清末先生に、さまざまな専門的な知識、お話をいただきながら連れて行ってもらった県内の名所を、シリーズでご紹介します。


今回ご紹介するのは、鳥取市青谷町の八葉寺(はっしょうじ)周辺

八葉寺ホタルの里公園
そろそろホタルの舞う季節となりましたが、「八葉寺ホタルの里公園」は、その名の通り、自然豊かなホタルスポットです。

今年のホタルの見ごろは6月15日から25日で、およそ200~300匹のゲンジボタルが乱舞すると予想されています。
子守神社の鳥居と大イチョウ
公園奥には「子守神社」があり、鳥居をくぐると右側に大きなイチョウの木が。 高さ40メートル、周囲6メートルといわれるこの木は、「とっとりの名木」に選ばれています。

その大きさと、存在感に圧倒されつつ奥の階段を上ると、これまたすごい光景が目に飛び込んできました。
岩窟
それは巨大な岩窟。横からみると、水平に並んだ石柱がせり出しているような迫力ある光景。

その岩窟に埋め込まれたように、拝殿が位置し、右側には小さな社が設けられています。
屋根を支える像
その小さな社をよくよく見ると、屋根を愛らしい鬼(?)が支えているではありませんか。

清末先生の説明によると、この様な造りは珍しいということでした。

辺り一帯は何とも厳かな空気に包まれおり、神様の存在を信じざるを得ないような、そこには静かでゆっくりとした時間が流れていました。

青谷町にこんないい場所があったなんて!!

これからの時期、ホタル鑑賞はもちろん、岩窟は夏場でもひんやりと涼しいということですので、ぜひ皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょうか?



○八葉寺周辺の情報
アクセス/JR青谷駅から車で約10分
問合せ先/青谷町総合支所産業建設課 TEL:0857‐85‐0015


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