らっきょうの花って見たことありますか?

Posted by admin on 10月 25, 2007

らっきょう畑を望むトリピー 

白くてシャキシャキとした歯ごたえが心地よい、カレーの添え物などでお馴染みのらっきょう。そのらっきょうの花って見たことありますか?もしかしたら、らっきょうに花が咲くなんて知らなかった方も多いのでは?
鳥取県東部にある福部町は、全国でも代表的ならっきょうの産地。鳥取砂丘に程近いこの場所では、砂地を利用してらっきょうの栽培が行われています。毎年この時期(10月下旬~11月上旬)になると、この辺り一面はらっきょうの花で覆われます。さて、どんな花が咲くのでしょう?

らっきょう畑らっきょうの花

上写真は、10/24に撮影したもの。広大に広がるらっきょう畑のまだほんの一部ですが、花が開き始めていました。花火のように放射状に広がった先には、小さな赤紫色の花が咲きます。これはまだ花が開く前のつぼみの状態。あと1週間後ぐらいには満開になることでしょう。ゆるやかな起伏の表面に、まるで赤紫色のじゅうたんが敷き詰められているかのような光景は圧巻です。

らっきょうの花

らっきょう畑のほぼ中央を走る鳥取砂丘海士フラワーロードでは、両側にらっきょう畑を見渡しながらドライブを楽しむことができます。その道路の北端には、日本海の水平線を眺めながらゆっくり温泉につかることのできる日帰り温泉「ふくべふれあいランド」があります。また、鳥取砂丘の近くには子供たちの楽園「鳥取砂丘こどもの国」があります。「鳥取砂丘こどもの国」では、子供たちがおもいっきり体を使って楽しめる大型遊具のほか、大人も本格的に楽しめる陶芸体験コーナーもあります。
この時期でしかみることのできないらっきょうの花を、是非ご覧下さい。


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池田家墓所の燈篭会に行ってきました。

Posted by admin on 10月 2, 2007

提灯を手に取るトリピー燈篭会
秋の夜長…。またまた魅力的なイベントが開催されました。今回参加したのは、鳥取県東部・国府町にある池田家墓所で行われた燈篭会(とうろうえ)。

池田家は、因幡伯耆32万石の大藩として12代238年続いた大名家。鳥取市街地から少し外れたこの場所には、初代光仲(みつなか)から11代慶栄(よしたか)に至る歴代藩主とその妻子らが眠っています。このように大名一族がまとまった形で安置されているのは珍しく、規模も日本最大級といわれています。

現地へは国府支所前発の無料送迎バスに乗って向かいました。約5分ほどで到着。辺りはまだ明るく、とりあえず初めて訪れる墓所内をまわってみることにしました。
荒木又右衛門名のある燈篭
石段を登り左手正面に初代、そのまま前に進んでいくと一番奥に7代斉邦(なりくに)の墓が安置されています。7代斉邦の墓前には、三大仇討ちで歴史に名を残す、荒木又右衛門の名が刻まれた燈篭がありました(右写真)。
亀趺(きふ)と呼ばれる神獣が墓碑を支えるように存在感を示し、墓を囲む大きな木々が歴史を物語っています。

そのうち辺りは暗くなり、提灯を手にする人の姿がちらほら見えてきました。訪れた人にローソクと提灯が無料で配られ、各々好きなところにその明かりを奉納するというしくみ。トリピーも手に取り、もう一度墓所内をまわってみました。燈篭に火が入り、暗くなる前とはまた違った幻想的な光景にうっとり。こんな事を言うのはきまりが悪いかもしれませんが、墓所とは思えない、素敵な夜景が広がっていました。

ローソクを奉納するトリピー燈篭会

そしてこの会で見逃せないのが伝統芸能の奉納。燈篭の明かりを背景に、宇倍神社麒麟獅子舞と国府町因幡の傘踊りが披露されました。ライトアップされた野外ステージに浮かび上がる舞姿。麒麟獅子舞を「静」とするなら因幡の傘踊りは「動」の舞。どちらも観客を魅了する、素晴らしい演舞でした。

スイトンすっかり時の経つのを忘れ、ふと我に返ると何やらいいだしのいい香りがするではありませんか!においを嗅ぎ分けたどりついたその先には、おいしそうなスイトンが!(右写真)小腹のすいたトリピーはすかさず箸をとりました(200円)。肌寒い夜にはぴったりの、体にも心にもしみ渡るおふくろの味。とても美味でした。
スイトンを食べ終わった頃には帰りのバスの時間。幻想的な世界の余韻に浸りつつ、バスに揺られて帰ったトリピーでした。
是非みなさんも、まちの喧噪から離れたこの場所へ足を運んでみてください。

 


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