韓国「雪花祭」へ参加してきました!
Posted by admin on 2月 1, 2008
先日、韓国江原道の平昌(ピョンチャン)で、「大関嶺(テガンリョン)雪花祭」が行われました。江原道と鳥取県は昨年交流を再開し、トリピーは鳥取県をPRする絶好のチャンス!ということで、スーツケースを片手に韓国へ向かいました。このたびは鳥取県の観光大使・ゲゲゲの鬼太郎さんも一緒に韓国へ向かうということで、トリピーも以前から楽しみにしていました。
会場についてビックリ!まず目に飛び込んできたのは鬼太郎さんの巨大な雪像。高さが約7メートルもあり、会場内にある60体の雪像の中でも最も大きな像だったそうです。その大きさに圧倒され、しばらく目を奪われていましたが、ふと目線を横にやるとそこには…そうです、ぼくトリピーの雪像があるではありませんか!自分の雪像がつくられているとは知らなかったので、うれしい気持ちと驚きで、胸が熱くなる思いでした…。
雪花祭ではイベントが行われ、トリピーも積極的に参加し、一人でも多くの方が鳥取県に訪れてもらえるよう、鬼太郎さんとともにがんばってPRしてきました。左写真はイベントの様子。
夜はライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な世界が広がっていました。(右写真)
さすが鬼太郎さん、雪像の前には人がたくさん集まり、韓国でも大人気だったようです。
トリピーはというと…鬼太郎さんほどではなかったかもしれませんが、みなさんにかわいがってもらえたようです。
雪の中、無事日程を終了し、鳥取へ帰還。韓国ではいろんな方々にお世話になりました。みなさん、ありがとうございました。
※今回トリピーが利用したのは米子‐ソウル国際定期便。便利でお得な米‐ソ便を利用して、みなさんも是非、韓国へGO!
→韓国へ行こう!ホームページ
城下町・鳥取をまちあるき
Posted by admin on 12月 13, 2007
最近、ちょっとした”まち歩きブーム”のトリピー。このたびは鳥取県の県庁所在地・鳥取市内を散策してきました。
トリピーもよく訪れているスポットですが、ゆっくりとまちを歩いてみるのはこれが初めて。今回は、鳥取市観光ボランティア友の会・木田さん(左写真)に案内してもらいました。
まず訪れたのは、鳥取市街地の中心を流れる袋川沿い(右写真)。ここは春になると、両脇の土手沿いに植えられた桜が、見事な花を咲かせます。トリピーも春になると、一度は目にするその美しい光景ですが、そこにはある秘話が残されていたのです。
1952年(昭和27年)鳥取の歴史に残る大火事が発生し(鳥取大火)、袋川土手沿いの桜並木も焼き尽くされました。しかし、大火の後、ある人物によって桜の木が徐々に植林され、今の姿になったということです。
ある人物とは、学生時代を鳥取で過ごし、のちに京都大学助教授となった瀬川弥太郎氏で、”学生時代に見た美しい桜並木をもう一度復活させたい”という強い思いからの行動だったそうです。瀬川氏は名を伏せていたため、はじめは謎の人物とされていましたが、今ではその功績をたたえる碑が袋川沿いにつくられています。この話を聞いて、桜並木を見る目が変わったような気がしたトリピーでした。
そして向かったのは「きなんせ広場」。桜の碑からすぐの智頭橋にある広場で、”きなんせ”とは鳥取弁で”来て下さい・おいで下さい”という意味。
ここにはみなさんご存知の唱歌「ふるさと」のモチーフ像(左写真)があります。「ふるさと」の作曲者・岡野貞一は鳥取市の出身。ここ以外にも、袋川土手沿い(東側)には、岡野貞一と岩美町出身の音楽家・田村虎蔵(代表作/金太郎、大黒さまなど)の作品を楽しめる工夫がなされています。
また、日本三大仇討ちで歴史に名を残す「荒木又右衛門」にまつわる荒木神社がここ若桜橋沿いにあります。荒木又右衛門の住居跡といわれ、又衛門が実際使っていたと伝わる手水鉢があります。お墓は同市内の玄忠寺にありますので、そちらもぜひ訪れてみてください。
ルートは若桜通りへ戻り、次は「川端銀座」へ。名前から察しがつくと思われますが、かつては賑わっていた商店街。当時の面影が残された建物を見ることができます。
そのレトロな佇まいを活用した新しいショップが近年次々とオープンし、若者達の注目を集めています(左写真)。目印は「かわばたぎんざどおり」と彫られた木製の看板です。
アーケードを抜けると、おいしいと評判のたい焼き屋「らっぱや」さんがあります。鳥取大火に見舞われたとき、当時の店主はまず「たい焼き器(たい焼きを焼く調理器具)」をもって火を逃れたといわれています。そんな商売魂あふれる、老舗たい焼き屋さんの味をぜひご賞味あれ!
通りを抜けて智頭街道へ。鳥取のメインストリートは、もともと鹿野街道。鳥取城の勢力拡大とともに智頭街道がメインとなり、今の若桜街道へ移行したのは明治時代、鳥取駅がつくられてからの事だそうです。智頭街道から久松山を望むと、鳥取城跡がよく見えます。
昭和6年に建てられ、鳥取大地震・鳥取大火にも耐えたという「五蔵円薬局」の建物はここにあります(左写真)。鉄筋コンクリート3階建ての建物は、風格さえ感じられるようです。
木田さんからいろいろなトリビアを聞きながらたどり着いたのは、こちらも珍しい建物の前(右写真)。若桜街道沿いにあるものの、言われてみないと気付かないこの建物はなんと木造3F建て。現在の建築基準法では、都市部の防火地域は制約のため木造3Fは建てることができません。そんな貴重な建物を大切に守っていきたいですね。
次は本浄寺(ほんじょうじ)へ。ここには深尾角馬(ふかお・かくま)の墓があります(左写真/木田さんの左奥)。深尾角馬は名だたる剣士で、さまざまな逸話が残されていますが、ある罪を犯してしまったため切腹によりこの世を去りました。その説明をまじまじと聞くトリピー。鳥取にこんな人がいたなんて知らなかった~。その逸話を題材に描いた小説(「深尾くれない」宇江佐 真理・著/新潮文庫)も出版されているそうで、ぜひ読んでみたい!と思ったトリピーでした。
ほかにも見どころは盛りだくさんでしたが、ご紹介するのはここまでとしておきます。鳥取のまちを知り尽くした木田さんの説明はとってもわかりやすく、まち歩きの楽しさを実感することができました。
県外の方はもちろん、地元・鳥取人にもオススメです。鳥取市観光ボランティアガイド友の会まで、お気軽にお問合せください。
○鳥取市観光ボランティア友の会 事務局(鳥取市観光協会)
TEL/0857‐26‐0756
ご存知ですか?鳥取県立博物館の「ミュージアムショップ」
Posted by admin on 12月 4, 2007
以前、梨仲間のピアートが取材に行った『鳥取県立博物館』には、あるコーナーがあります。それは「ミュージアムショップ」。「ミュージアムショップ」とは、博物館に展示、収蔵してある資料に関連するグッズなどが販売されているところで、ほとんどの博物館・美術館に設置されています。鳥取県立博物館では、平成19年度に入ってから展示販売コーナーを充実し、展示品にちなんだグッズをはじめ、当館に展示・収蔵している郷土玩具等の民工芸品もミュージアムグッズの一部として展示販売することになりました。さて、どのようなグッズが置かれているのでしょう?その一部をご紹介します。
陳列されているのは、今年1月に閉店した「鳥取県物産観光センター」で扱われていた商品の一部でもあり、県内でつくられている工芸品の数々。和紙を使ったはがき・便箋・照明器具や、木彫りの十二支の人形、染め物などなど。
おみやげにはもちろん、ちょっとしたプレゼントや、自分の楽しみとしても欲しくなる品々が並んでいます。
今、開催中の「ヴェネツィア絵画のきらめき」展(~12/9まで)期間中は、上記コーナーの横にヴェネツィアングラスのアクセサリーや小物が販売されています(右写真)。そちらも併せて、ぜひ気軽にお立ち寄りください。
ミュージアムショップだけにわざわざ足を運ぶのは…という方は、常設展をご覧になられてはいかがでしょう?鳥取県立博物館の常設展示は、地学・生物、歴史・民族、美術、近代美術のそれぞれのテーマに分けられ、特にトリピーがおすすめなのは1Fの地学・生物展示室。実際、山陰海岸に漂着した巨大なダイオウイカの液浸標本や、生きたオウサンショウウオを観察できる水槽など、大人も子供もたのしめる展示物が満載です。しかも入館料が常設展すべての拝観でなんと大人180円(※小・中・高生は無料)!まだ行ったことのない方は、ぜひ足を運んでみてください。
→鳥取県立博物館公式ウェブサイト
歴史と情緒あふれるまち・米子を散策
Posted by admin on 12月 3, 2007
ゆるキャラ人気急上昇中のヨネギーズの2人(ネギ太とネギ子)の誕生地である米子市。先日、その米子のまちを観光ボランティアの細木さん(左下写真)と共に、たのしいお話を聞かせていただきながら散策してきました。実際歩いてみた米子は、トリピーの予想以上に歴史と情緒あふれる素敵なまちでした。
観光ボランティアガイドのまち歩きおすすめコース4つのうち、トリピーが歩いたのは「米子の下町~寺町散策コース」。コースの内容は以下の通り。
山陰歴史館>白壁土蔵>涼善寺>寺町>鹿島本家>内町後藤家>判屋船越家>しょうじき村>笑い庵>山陰歴史館(約2時間程度)
山陰歴史館でガイド細木さんと落ち合い、いざ出発。まずは、加茂川沿いへ。米子港から荷物を載せた船が行き交っていた当時の石段や白壁土蔵など、昔の面影をしのばせています(右上写真)。加茂川では、中海へ出て湊山公園や米子城跡を望む遊覧船も出航しているそうなので、こちらもまたの機会に乗ってみたいと思います。
次は涼善寺へ。ここには、南北朝時代、隠岐島へ左遷される後醍醐天皇を救出しようとした武将・児島高徳公の顕彰碑(左写真)があります。その碑に刻まれた詩の意味とは?ガイドの細木さんの説明を聞き、「へぇ~」と思わずひと言。こういった史実の裏話は、歴史好きにはたまらない醍醐味と言えるでしょう。その真相は、ぜひ現地でお確かめください。
そして続く寺町へ。ここは名前の通り、お寺が通り沿いにずらりと並んでいます(右写真)。その数は9つもあり、1600年ごろ米子城の要塞として集められてできたもので、全国的にも珍しい場所だそうです。
鹿島本家では、約400年前につくられたシャチホコを見ることができます(左写真)。鹿島家は、米子城の改築が行われた際(約150年前)700両を拠出し、その記念にこのシャチを受け取ったといわれています。すこし奥まった中庭に安置されるシャチホコは、何とも愛嬌のある表情で訪れる人々を歓迎しているかのようでした。
そして後藤家、船越家の前を通り、ちょっと寄り道「岡本一銭堂」へ。ここは昔懐かしい駄菓子屋さんで、店にはいろとりどりの駄菓子が並びます。
見ているだけでも楽しい店内。トリピーはあまり長居すると売り物と間違えられてしまいそうなので、後ろ髪をひかれつつ次へ。
ここでひと休み。案内されたのは「下町館かどや」(右写真)。昨年オープンしたばかりのまだ新しい店内にはおみやげ品が並び、まち歩きで疲れた足を休める休憩所が設けられています。お茶をいただきながら、ガイドの細木さんとここまでの道のりを振り返ります。店のおばちゃんはとても親しみやすい人柄で、店の中は和やかな空気に包まれていました。
そして足先は復路へ向かい、「しょうじき村」(商店街)~「笑い庵」へ。「笑い庵」はこちらも無料休憩所。「かどや」で休憩済みの方も、まるでタイムスリップしたかのような、また違った趣の店内へぜひ立ち寄ってみてください。
トリピーが感じたのは、とにかく人がいい。ガイドの細木さんをはじめ、まちで出会う人々はみんな気さくで親しみやすく、「いいところだな。また訪れてみたいな。」と改めて感じました。是非みなさんも、ゆったりと米子のまち歩きを楽しんでみてください。
→米子下町観光ガイドについての詳細(米子市観光協会ホームページ)
第2回ゆるキャラカップ奮闘記 part2 ~競技編~
Posted by admin on 11月 15, 2007
前回に引き続き、11/11に行われた第2回ゆるキャラカップの奮闘記をお伝えします。今回は「競技編」。ゆるキャラカップは、いわばゆるキャラの運動会。競技種目は障害物競走、相撲、大縄跳びの3種で、43体のゆるキャラが熱い戦いを繰り広げました。
まずは「障害物競走」。玉ころがしでスタートし、折り返しは平均台。そしてラストはダンスの総合得点で予選を競います。各ブロックごとに一番得点の高かったキャラのみ決勝に進出できるということで、トリピーも熱が入ります。
↑玉ころがしをするトリピー ↑ダンスをするトリピー
次は相撲。トーナメントで競う1回戦の相手は、南部町「富有柿」のマスコットキャラクター「ユーくん」。ゆるキャラの中でも、身軽さは上位を争うユーくん。こういう相手こそ、気を抜いたらダメ!
はっけよーい、のこった、のこった、のこった……っお~っと危ない!とりゃーっっ!!
~ふゥ。1回戦は見事勝利。
続く2回戦は島根県立古代出雲歴史博物館マスコットキャラクター「雲太くん」。モデル並みの体型の雲太くん、とにかくデカイ…。
どう攻めようか…。とにかく突進すべき!っん~~っ。はっ!後ろから!っぬぬ!
結局、足が土俵をはみだしてしまい、アウト。くやしー!!
最後の競技に望みをかけ、大縄跳びに挑む。
YO! HO!
ブッピィとのゆるキャラ王対決では、34回の好飛躍をみせたものの、中の人が違うせいで…いや、多忙なトリピーの疲れが出てしまい、記録を更新することはできませんでした。
時折雨の降る中、応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました!みなさんの声援は、トリピーの胸にしっかり響いていましたよ!!
今回はここまで。第2回ゆるキャラカップ奮闘記はまだまだ続きます…。
お楽しみに!
第2回ゆるキャラカップ奮闘記 part1 ~開会式編~
Posted by admin on 11月 12, 2007
昨日、鳥取砂丘オアシス広場で行われた「第2回ゆるキャラカップin鳥取砂丘」。時々雨に降られましたが、大会は無事最後まで日程を終了しました。競技の結果、トリピーは惜しくもすべて予選敗退してしまいましたが、人気投票では見事第1位を獲得しました。
その大会の様子、トリピーの奮闘記、エピソード等を何回かに分けてシリーズでご紹介します。今回は開会式編です。
前日までイベントやPR活動に引っ張りダコだったトリピー。すこし疲れがたまってきたかな…と思いつつも、この日だけは!と意気込みは並々ならぬものでした。
会場入りしたのはAM8:00ごろ。すでに他の出場キャラが到着し、スタッフとともに何体かゆるキャラ達の姿もちらほら見えました。
トリピーも控え室で身なりを整え、まず大会事前打ち合わせに集合。(左写真)トリピーの右隣にいるのは、テレビCMでおなじみの「Qoo(クー)」(コカ・コーラウエストジャパン(株))。後姿がとってもキュートですね。
説明が終わり、開会式までいったん控え室に戻ろうとしたその時!
背後から「toripi~!」と呼びかける声が…。振り向くとTVカメラ、そして水色の上着を着た女性が何やら話しかけて来るではありませんか!英語で話しかけられるものの、「◇★◎▲□…?」訳のわからないトリピーはとりあえず笑顔でその場を乗り切りました。あ~びっくりした。(NHK・BS放送の取材だったそうです)
少し面食らったトリピーも気を持ち直していよいよ開会式。開会宣言の後、前回優勝のとりモーから優勝カップの返還が行われました。(左写真)
そして司会のお姉さんの呼びかけで、次々とゆるキャラがアピールウォーキング。トリピーはなんと大役のトップバッターでステージへ。高鳴る鼓動とともに聞こえる「トリピー!トリピー!」の声援。会場のテンションは一気に盛り上がり、トリピーも大きく羽を開いてみんなの声に答えました。(右写真)なんという快感!だからゆるキャラは止められないのよね。
そしてみんな揃ったところで最初の力試し・綱引き。この綱引きは、いわば準備体操代わりのようなもので、得点には関係ありませんでしたが、体に縄が食い込むほど自然と力の入ったトリピーでした。 (左写真)
今回はここまで。次回は障害物競走など大会で行われた競技の模様をご紹介します。
芸術の秋を堪能するなら
Posted by admin on 11月 8, 2007
秋といえば「○○の秋」。みなさんは○○の中に何を思い浮かべましたか?
食欲・読書・スポーツ…など、いろいろあると思いますが、「芸術の秋」というのもよく耳にすると思います。色づく紅葉を見ると、絵筆をとってみたくなるとか、秋になると何だかちょっぴり切ない気持ちになってポエムを書きたくなるとか…。そんなアーティスト・ソウルのある方に、是非おすすめの場所があります。
今回は、そんなアーティスト・ソウルにあふれた梨仲間、ピアートにおすすめスポットを紹介してもらいます。ピアートは、2002年鳥取で行われた国民文化祭のマスコットキャラクター。右手には絵筆、左手には音符を持ち、まさに梨肌ならぬ芸術家肌のゆるキャラです。
ピアートがアートを探し求め、向かった先は「鳥取県立博物館」。久松山の麓、鳥取城跡内にある総合博物館です。目指すは、現在行われている「ヴェネツィア絵画のきらめき展」(~12/9まで)。ヴェネツィア絵画の最盛期ともいえる15世紀から18世紀の作品が展示され、そのほとんどが日本初公開ということです。計71点もの大作が一同に展示されるということは、後にも先にもないであろうという、貴重な展覧会です。
ヴェネツィア絵画の特徴として挙げられるのは、鮮やかな色彩。作品には、鮮やかな赤や青が用いられた絵画が多く観られ、巨匠・レンブランドに影響を与えたといわれています。
ピアートがまじまじと鑑賞しているのは、ティツィアーノ・ヴェチェリオ作の「洗礼者聖ヨハネの首をもつサロメ」。サロメが身にまとっている布の赤がとても鮮やかに表現されていますね。
でもサロメが手に持っているのはヨハネの生首。ちょっと不気味…。
右写真ピアートの後ろに写っている3枚の絵画は、4人の総統を輩出したヴェネツィア共和国の名門コルナーロ家に伝わる総統の肖像画。総統は、当時貴重だった赤い布を身の回りにあしらった姿で描かれ、まさに一族の権力が象徴されています。額がないのは、壁に埋め込む形で掲げられていたため。
恐れ多くも、ピアートはコルナーロ家一族をバックに記念写真をパチリ。(※このたびは特別に許可をいただいて撮影させていただきました。上左写真も同様)
油絵が最も早く普及したヴェネツィア。当展覧会は、油絵のルーツを知る、油絵の基本を知る上でも興味深い内容になっています。絵画好きのみならず、歴史好きにもおすすめの展覧会です。
会期中にはミニコンサート、講演会、映画上映会などのイベントも予定されています。ご希望の方には、音声ガイド(500円)も貸し出しされています。この機会をくれぐれもお見逃しなく!
久松山の紅葉もそろそろ見ごろを迎えています。博物館のすぐ向かいには、明治時代に立てられた洋館「仁風閣」があり、紅葉の木々のなかに佇む様はまさに絵画のよう(左写真)。
あなたにとっての芸術の秋を探しに、是非お出かけください。
紅葉の名所・芦津渓に行ってきました。
Posted by admin on 11月 5, 2007
朝晩の冷え込みが日ごとに強まってくる今日このごろ。紅葉のシーズン、鳥取県内の山々もそろそろ色づき始めました。そうなれば!と、トリピーもその様子を偵察しようと、気の趣くまま出かけてみました。
いつものゆる~いかんじで風に身をまかせ、着地したのは「芦津渓」。鳥取県東部・智頭町にある、県内屈指の紅葉スポットです。芦津渓は、芦津発電所から三滝ダムまで続く渓谷で、以前ご紹介した「みたき園」の奥にあります。
上写真は、芦津発電所近くにあるキャンプ場から撮影した一枚。この日はあいにく曇り空で、写真ではあまり色合いがわかりづらいかもしれませんが、ところどころ黄色やオレンジ色に色づいているのが見えますか?
そして下写真2枚は三滝ダムとその周辺の様子。
どちらもまだ”見ごろ”というには少し早かったようですが、着実に秋は深まっているようです。
紅葉のシーズンはまだ始まったばかりです。みなさんも是非、錦色に染まった秋の山々を見に、足を運んでみてください。
らっきょうの花って見たことありますか?
Posted by admin on 10月 25, 2007
白くてシャキシャキとした歯ごたえが心地よい、カレーの添え物などでお馴染みのらっきょう。そのらっきょうの花って見たことありますか?もしかしたら、らっきょうに花が咲くなんて知らなかった方も多いのでは?
鳥取県東部にある福部町は、全国でも代表的ならっきょうの産地。鳥取砂丘に程近いこの場所では、砂地を利用してらっきょうの栽培が行われています。毎年この時期(10月下旬~11月上旬)になると、この辺り一面はらっきょうの花で覆われます。さて、どんな花が咲くのでしょう?
上写真は、10/24に撮影したもの。広大に広がるらっきょう畑のまだほんの一部ですが、花が開き始めていました。花火のように放射状に広がった先には、小さな赤紫色の花が咲きます。これはまだ花が開く前のつぼみの状態。あと1週間後ぐらいには満開になることでしょう。ゆるやかな起伏の表面に、まるで赤紫色のじゅうたんが敷き詰められているかのような光景は圧巻です。
らっきょう畑のほぼ中央を走る鳥取砂丘海士フラワーロードでは、両側にらっきょう畑を見渡しながらドライブを楽しむことができます。その道路の北端には、日本海の水平線を眺めながらゆっくり温泉につかることのできる日帰り温泉「ふくべふれあいランド」があります。また、鳥取砂丘の近くには子供たちの楽園「鳥取砂丘こどもの国」があります。「鳥取砂丘こどもの国」では、子供たちがおもいっきり体を使って楽しめる大型遊具のほか、大人も本格的に楽しめる陶芸体験コーナーもあります。
この時期でしかみることのできないらっきょうの花を、是非ご覧下さい。
池田家墓所の燈篭会に行ってきました。
Posted by admin on 10月 2, 2007
秋の夜長…。またまた魅力的なイベントが開催されました。今回参加したのは、鳥取県東部・国府町にある池田家墓所で行われた燈篭会(とうろうえ)。
池田家は、因幡伯耆32万石の大藩として12代238年続いた大名家。鳥取市街地から少し外れたこの場所には、初代光仲(みつなか)から11代慶栄(よしたか)に至る歴代藩主とその妻子らが眠っています。このように大名一族がまとまった形で安置されているのは珍しく、規模も日本最大級といわれています。
現地へは国府支所前発の無料送迎バスに乗って向かいました。約5分ほどで到着。辺りはまだ明るく、とりあえず初めて訪れる墓所内をまわってみることにしました。
石段を登り左手正面に初代、そのまま前に進んでいくと一番奥に7代斉邦(なりくに)の墓が安置されています。7代斉邦の墓前には、三大仇討ちで歴史に名を残す、荒木又右衛門の名が刻まれた燈篭がありました(右写真)。
亀趺(きふ)と呼ばれる神獣が墓碑を支えるように存在感を示し、墓を囲む大きな木々が歴史を物語っています。
そのうち辺りは暗くなり、提灯を手にする人の姿がちらほら見えてきました。訪れた人にローソクと提灯が無料で配られ、各々好きなところにその明かりを奉納するというしくみ。トリピーも手に取り、もう一度墓所内をまわってみました。燈篭に火が入り、暗くなる前とはまた違った幻想的な光景にうっとり。こんな事を言うのはきまりが悪いかもしれませんが、墓所とは思えない、素敵な夜景が広がっていました。
すっかり時の経つのを忘れ、ふと我に返ると何やらいいだしのいい香りがするではありませんか!においを嗅ぎ分けたどりついたその先には、おいしそうなスイトンが!(右写真)小腹のすいたトリピーはすかさず箸をとりました(200円)。肌寒い夜にはぴったりの、体にも心にもしみ渡るおふくろの味。とても美味でした。
スイトンを食べ終わった頃には帰りのバスの時間。幻想的な世界の余韻に浸りつつ、バスに揺られて帰ったトリピーでした。
是非みなさんも、まちの喧噪から離れたこの場所へ足を運んでみてください。