«
»


うめ吉さんの「三朝小唄」に酔う… 『三朝温泉を訪ねて-part1』

Posted by admin on 8月 6, 2007

うめ吉さんとトリピー


華奢で愛らしい表情の中にも、凛とした印象を受けるうめ吉さん(上写真)。先日行われたキュリー祭のステージで、今年で誕生80周年を迎える「三朝小唄」をはじめ、「東京音頭」「ソーラン節」など馴染みの曲を披露してくださいました。
 うめ吉コンサート様子

―この世界に入るきっかけは?
うめ吉さんは戦前の流行歌や民謡など、トラディショナルな音楽を現代に伝える俗曲師。20歳のとき目の当たりにした芸者さんの舞台にかなりの衝撃を受けられたようです。日本にこんなすばらしいエンターテイメントがあったのか!!と。


―岡山県・倉敷市出身で三朝には縁もゆかりもないうめ吉さんがなぜ「三朝小唄」を?
「三朝小唄」は、「七つの子」「赤い靴」などの代表作で有名な野口雨情が作詞した昭和初期のご当地流行歌。当時は何枚かレコード化され、中には昭和を代表する芸者歌手「市丸」が唄ったものも。「市丸」姐さんを尊敬するうめ吉さんはレコードを聴き、自分もぜひ唄ってみたい!と思われたそうです。

古いレコード音から感じられる独特の”音のにおい”を大切にし、その良さを伝えていきたいと語るうめ吉さん。ゆらゆらとゆれるかんざし越しに見えるキュートな笑顔に、トリピーもすっかりうめ吉さんのファンになってしまいました。ゆったりとした旋律の中に、しっとりと趣のある三朝温泉の情緒がかんじられる、うめ吉さんの「三朝小唄」。 この秋にはCD化も予定されているということなので、みなさんもぜひ応援しましょう!!

Comments are closed.