トリピーin DEEP 『三朝温泉を訪ねて-part2』
Posted by admin on 8月 9, 2007
うめ吉さんに会いに行った日、せっかくなので三朝温泉街をぶらぶら散策してみました。そこには思いもよらないディープな世界が…。
まず立ち寄ったのは、精巧に彫られた白っぽい立体が並ぶ「彫刻の館」(上写真)。なんと驚くことに、それれはすべて高野豆腐でできているそうで、地元の調理師さん達の手によるものだとか。その高度な技術が伺えます。よく見ると、ところどころに小さな穴が…これはもしや!?やはり食品ゆえに、どうしても虫が喰ってしまうようです。中には、あの有名な三徳山・三佛寺投入堂も。ガラスケースに並ぶ作品を眺めながら、だし汁のしみ込んだ投入堂…。思わず生唾を飲み込むトリピーでした。
次に寄ったのは、赤・白・青のネオンがレトロな佇まいの梶川理髪店館。こちらのオーナー・梶川さんは、理容用具のコレクターとして全国的に有名な方です(上写真)。接客中にも関わらず、こころよく店内に入れてくだり、ありがとうございました。
店に入ると、鏡越しに見る逆さに回転する時計(下写真:左)や、大正時代の理髪椅子(下写真:右)、昔髭そり用の石鹸を泡立てるために使用されたシェービングマグなど、貴重なコレクションを間近で見ることができます。トリピーもつい我を忘れて見入ってしまいました。
興奮さめやらぬまま、鼻息荒めに理髪店を出て最後に訪れたのは、「陣所の館」。ここには毎年5月4日、三朝温泉街で行われる「陣所」という祭で使われる、実物大の大綱が展示してあります(下写真:左)。かずらで編まれた綱は予想外に大きく、これを東西に分かれて引き合う祭の様子を想像すると、ますます鼻息が荒くなるトリピーなのでした。
上写真:右の、トリピーが覗き込んでいるのは、梶川理髪館前にある「とっとり鳥回廊」。陶磁製の鳥の置物がギャラリーとして展示してあります。同じ鳥の仲間として、思わず足を止めずにはいられませんでした…。
このほか温泉本通りには、近所でも評判の看板娘(!?)が店番をする駄菓子屋や、貴重な古酒を試飲できる造り酒屋さんなど、立ち寄りスポットが満載です。是非、みなさんも三朝へおでかけの際は気軽に立ち寄ってみてください。きっとそのDEEPな世界に引き込まれるはず!!