清末先生と行く知られざるとっとりの名所_part1
Posted by admin on 6月 9, 2008
先日、ある先生と、まだまだ知られざるとっとりの名所へ、ご一緒させていただきました。
そのある先生とは、主に県内向けのテレビやラジオに数多く出演されており、鳥取県民なら知らない人はいない!?というぐらい、動植物の専門家として有名な清末忠人さん(右写真/以下清末先生)です。
小学校教諭、学芸員などを経て退職された今なお、鳥取生物友の会の会長など幅広くご活躍されている清末先生に、さまざまな専門的な知識、お話をいただきながら連れて行ってもらった県内の名所を、シリーズでご紹介します。
今回ご紹介するのは、鳥取市青谷町の八葉寺(はっしょうじ)周辺。
そろそろホタルの舞う季節となりましたが、「八葉寺ホタルの里公園」は、その名の通り、自然豊かなホタルスポットです。
今年のホタルの見ごろは6月15日から25日で、およそ200~300匹のゲンジボタルが乱舞すると予想されています。
公園奥には「子守神社」があり、鳥居をくぐると右側に大きなイチョウの木が。 高さ40メートル、周囲6メートルといわれるこの木は、「とっとりの名木」に選ばれています。
その大きさと、存在感に圧倒されつつ奥の階段を上ると、これまたすごい光景が目に飛び込んできました。
それは巨大な岩窟。横からみると、水平に並んだ石柱がせり出しているような迫力ある光景。
その岩窟に埋め込まれたように、拝殿が位置し、右側には小さな社が設けられています。
その小さな社をよくよく見ると、屋根を愛らしい鬼(?)が支えているではありませんか。
清末先生の説明によると、この様な造りは珍しいということでした。
辺り一帯は何とも厳かな空気に包まれおり、神様の存在を信じざるを得ないような、そこには静かでゆっくりとした時間が流れていました。
青谷町にこんないい場所があったなんて!!
これからの時期、ホタル鑑賞はもちろん、岩窟は夏場でもひんやりと涼しいということですので、ぜひ皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょうか?
○八葉寺周辺の情報
アクセス/JR青谷駅から車で約10分
問合せ先/青谷町総合支所産業建設課 TEL:0857‐85‐0015