「砂の美術館」へ行ってきました。
Posted by admin on 4月 28, 2008
鳥取砂丘で開催されている「砂の美術館」へ行ってきました。「砂の美術館」とは?4月26日オープンより、さまざまなメディアで紹介されているのでご存知の方も多いと思います。
2006年、「イタリア・ルネサンス」をテーマにイタリアの「サンピエトロ大聖堂」や「ピエタ像」など、すべて砂でつくられた彫刻展が鳥取砂丘にあるサンド・パルで開催されました。期間中、県内外から多くの方が来場し、好評を博しました。今回はその第2期展示。テーマは「世界遺産・アジア編~アジアの風にのって~」ということで、会場にはアジアを代表する世界遺産の砂像が計11展示されています。
会場に入ってすぐのところにあるのは中国の「兵馬俑」。砂でつくり上げられたのではなく、まるで砂の中から掘り出されたかのように、その存在感は実物さながらのものでした。そして兵馬俑を囲むように、「アユタヤの遺跡」、「バーミヤン石窟」、「アンコールトム」などの砂像が並び、正面奥には世界遺産の最高傑作ともいわれる「タージマハル」が見事に再現されていました。
また、会場から続く遊歩道を上がったところには、「万里の長城」と「姫路城」の砂像も展示されています。こちらは見晴らしのよい展望台の横にあり、合わせて鳥取砂丘も一望することができます。
どれもホントに砂だけでできているの?と思うぐらい、像の表情から遺跡のひび割れまで細かな表現がなされており、砂の質感が実物とはまた違った魅力。
これらは、国内外から集まった砂像彫刻家の手によるもので、このような世界でもトップレベルの砂像彫刻が一挙に観れる事はなかなか無いそうです。
訪れた人々は、目の前の見事な作品にそれぞれ驚きや感嘆の声を上げていました。
夜間はライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な光景が広がります。
美術館内部の様子は、残念ながら画像でご紹介することはできませんが、ぜひ皆さんの目で直に作品に触れてみてください。おすすめです。
■砂の美術館-第2期展示-世界遺産・アジア編~アジアの風にのって~
- 会期/2008年4月26日(土)~2009年1月3日(土)
- 開館/9:00~21:00(夜間館内ライトアップ)※入館は閉館30分前まで
- 観覧料/一般300円(250円)、小中高校生200円(150円)
( )内は20名以上の団体料金 ※障害者手帳所持者は無料 - 問合せ先/鳥取市観光コンベンション推進課 TEL:0857‐20‐3227
- 場所/鳥取市福部町湯山2083‐1(鳥取砂丘情報館隣接地)