羽田空港発~鳥取空港着、鳥取市内~岩美町。 京阪神~鳥取 『スーパーはくと』 |
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網代港朝市見学。 浦富海岸・島めぐり遊覧船『うらどめ号』乗船。 網代港~鴨ヶ磯・城原海岸~田後港~浦富海水浴場 『岩美町立渚交流館』&『山陰海岸学習館』 羽尾~浜坂 七坂八峠の旧道 『新温泉町山陰海岸ジオパーク館』 但馬海岸遊覧船『いわつばめ号』乗船 浜坂~湯村温泉 (佳泉郷 井づつや) |
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湯村~七釜~三尾 但馬御火浦から御崎灯台 林道三尾御崎線 『余部橋梁』 道の駅『あまるべ』&『一滴亭』 鎧港・松ヶ崎百層崖~香住 『三姉妹船長 遊覧船かすみ丸』乗船 『香美町 海の文化館』 香住~蒲生峠~横尾・横尾の棚田 岩井温泉・岩井の温泉街散歩~岩美・岩美町役場(EV車急速充電場所) 岩戸~砂丘道路 『鳥取砂丘ジオパークセンター』&『砂の美術館』&『砂丘こどもの国』 十六本松~鳥取市内 食事・宿泊 (四季の味 はせ川、ホテルニューオータニ鳥取) |
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鳥取市内~賀露 『わったいな』&『かろいち』 賀露~白兎海岸 道の駅『神話の里 白うさぎ』(もさバーガー) 白兎~浜村・魚見台 |
遊覧船乗船をメインにしましたが、その中でも小型船『うらどめ号』で、海岸地形の景勝や波、潮風をダイレクトに体験できたこと。
ドライブでのジオパーク巡りの中で、リアス式海岸の地形や、海岸沿いの山や海の自然、景勝を体感できたと思う。新道が出来て通行量が減り、ゴミなどで景観悪化という話を聞いた。もっと旧道をジオパーク巡りに利用してもらうことで山陰海岸の景観だけじゃなく、そこを走る道路や町の環境も美しく残していって欲しいと強く思った。
そういう意味でも、三尾~御崎灯台への『林道三尾御崎線』はもっと多くの人に利用してもらいたいと思った。
温泉街の街並みの雰囲気のよさ、荒湯や夢千代日記などのアピールポイントを街並みの雰囲気に上手に取り入れていること。もちろん、温泉自体の美人の湯という泉質や、様々なスタイルの温泉、老舗旅館の雰囲気づくりや、エステ、マッサージなどの充実は女性の感性に響くものだと思った。
セリの見学は、忙しい漁師や漁業関係者の邪魔になることがあり築地市場でも問題になっているが、海という自然を相手に働く人たちと、獲れたての海産物とそれがセリにかけられる様子を間近で見ることはそこで生活する人々の暮らしと文化を知る機会になるのでは?と思った。
正確には山陰海岸ジオパークエリアに入っていないが、エリアの西端から一望できる場所ということでは、訪れたい場所であり、そしてその見晴らしと景観の良さは最後に訪れてよかったと思えた。
近畿圏以外からだと航空機を利用することが多いと思うが、鳥取の魅力が取り入れられている『スーパーはくと』は是非利用してもらいたい交通機関だと思った。ジオパークライナーは今回利用していないが、こういう民芸・工芸を取り入れたり鬼太郎列車のような車内にも遊びゴコロがある電車だといいな、と思った。
江戸の街並みを模したような込み入った店内は、ドンキホーテのようにお土産物を探すのが楽しいと思った。モサバーガー、わにらーめんなどのご当地ぐるめが一度に食べられるスポットがあるのは便利。パワースポットブームや恋人の聖地など(白兎神社)ハヤリも上手に取り入れていると思ったし、実際そういうカップルがいたので恋愛スポットとしての需要もあるんだ、と思った。
鳥取ブロガーさんにガイドブックに乗っているようなお店ではなく地元民ご用達のお店を伺い、紹介して頂いたお店。店主とおかあさまのお二人で対応していたが、地元青谷の食材を積極的に使用しているようで、地元食材をいろんな調理法で食べたいと思っていたのでとても好感が持てた。
白兎の道の駅内にあるお店。鳥取のハンバーガー推しが、実力を伴ったものだと実感できる、県産食材の上手な取り入れ方と見た目のプレゼンテーションに、楽しく美味しく食べることが出来た。ただ、タルタルソースなど少し甘みが強いような気がして、鳥取ケンミンの好みの味付けかな?とも思った。
自宅で食べたのでツアーの評価にはならないと思うが、やはり鳥取の夏の味覚としてはイチオシだと思った。他にも、『はせ川』で食べた、貽貝めし、もずく、カレイの子、白バイのような家庭的な食材と料理もやっぱり美味しいと実感した。
海産物せんべいの味が美味しいのはもちろんだが、軽くて日持ちがして、パッケージもおしゃれなのでお土産にぴったりだと思った。岩々せんべいは、鳥取らしい梨せんべいや、生姜やピーナッツの煎餅のMIXで、遊覧船スタッフが海で作った塩を使っているなど話題性もあると思った。なにより美味しくてハマって2回もお取り寄せしてしまった。
郷土料理らしいおもてなし料理で、でも旅館の料亭で提供されたので上品さのアレンジもあり、私は母方の地元と言うこともあってとても美味しかった。
地域によって取り組み方の熱の入れ方に差があると感じた。岩美町は、ジオパーク施設の展示物などの内容や電動自転車レンタル場所が充実していると思った。特に遊覧船は岩美では一人でも全見所スポットを回れるが、浜坂、香住は最少人数が2名以上でしかもミニマムコースになるとか、ひとり旅にはハードルが高いと感じ、奇岩や地形、地層など学習ポイントを紹介した資料が紙媒体、web共に充実していないと感じた。(たまたま私が利用した地域がそうだっただけかもしれないし、ガイドを利用すればそういう資料がもらえるのかもしれない。)
ジオパークエリアの自然環境はとても美しいもので、私が子供の頃よりむしろ観光的にも綺麗になったと感じた。(昔は、海に海藻や貝がら、小枝や松葉などがよく溜まっていた。)鳥取県民はボランティア参加率も高いと聞いて、そういうそこで生活するみなさまの努力の賜物だと実感した。もっと胸を張って、鳥取をいろんな人に紹介したいと思った。
岩美町でEV車急速充電できる場所があり、当面は無料で利用できると紹介されていたが(WEB情報)、EV車自体も岩美町でレンタルできると便利ではないかと思った。岩美町内を巡るだけでなく、岩美町は兵庫県との県境ということもあり、ジオパークスポットもそこを跨る地域にあり、ドライブで巡るのをイチオシする私は環境にもやさしいし岩美町にあると利用しやすいのでは?と思った。
私は車で回っていたのでそれほど不便を感じなかったが、他のブロガーさんのレポートを見ていると、交通期間の本数の少なさ最終時間の早さと、体験イベントの時間帯との調整が大変そうだと思った。電車、バス全ての交通機関の時刻表や運行状況(今どこを走っているか)がネットで簡単に照会できる仕組みがあると、旅行者は便利ではないかと思った。
ジオパーク関連施設や宿泊施設のスタッフさんはとても丁寧な対応と知識の豊富さもあり親切だと感じた。私は、観光地でも日常的な場所を利用することが多かったからか、やっぱり鳥取県民は人見知りというか積極性は高くはないし、説明上手ではないと感じた。わったいなでGビールのセット販売があるか?梨サイダーはどこにあるか?という質問をしても回答が曖昧で梨サイダーは違うものをこれだと思いますと紹介された。分からない時は分からないと説明し、分かるスタッフを紹介して欲しいと思った。販売するだけじゃなく海産物や農産物の産地や特徴などの情報も質問に答えてもらえると、そのお土産を渡す時のお土産話にもなるし、最近はそういう情報を知りたがる人がいるので助かります。
今回、自分で旅行プランを組み立てるツアーだったので、普通の旅行のような感覚だった。同じ地域に2、3泊できると交通機関や体験イベントとの時間調整がやりやすいが、山陰ジオパークを広く巡ろうとする人は大変だろうと思った。タクシー会社のHPでweb上でプランを組み立てる仕組みがあったが、もちろん大雑把な設定しかできないく、それが自動的に予約申請されるということはなかったが、やっぱりジオパーク巡りは観光タクシーや巡回バス、レンタカーなどが一番めぐりやすいのでは?と思い、山陰海岸ジオパーク公式サイトにもそういう最新情報も合わせたモデルルートがあると便利だと思った
山陰海岸ジオパークスポット、特に海の地形、地質スポットは名称は上がっているが、そこにどうやって行くのかの情報が少ないと感じた。陸路からいけるのか(小路なら案内板があるとか)、遊覧船で行けるのか、カヤックや小型船でないと行けないのかそういう情報が欲しいと思った。兵庫県は特にその見所自体の写真などの公開がなく、ガイドがいなければ気付かないジオスポットが多かった。
色々書かせていただいたが、山陰海岸ジオパーク巡りは大自然の景勝地に感動があり、地質遺産についての知識も深めることができ、”ジオパーク”というキーワードで旅をする楽しさもあった。
鳥取県出身者としても正直な話、鳥取には他の県に比べ派手な観光スポットがなく、自然やグルメが豊かだがブランド化された有名なものは少なく、あってもそこに強い魅力を感じその為だけに鳥取を訪れようというものはないと思っていた。(砂丘とか。) そこに、鳥取が誇れる自然環境にジオパークという『ブランド』が認定され、保護目的ではなく教育や地域も含めた活性化も目的に含まれるということで、そこに住む皆さんも含めた自然環境の観光地として洗練されていくのでは?と思った。
自然を満喫しに旅行する=北海道、沖縄という図式だけでなく、ジオパーク認定地に行くという図式になると、自然環境が豊かな鳥取の新たな強みになるのでは?と思う。ただ、そこに住む地元の方の生活環境や文化を侵してしまっては元も子もないので、その距離感は必要だと今回自然深いところを旅して実感した。
何より、ブログを見て「鳥取に行きたくなった」と言ってくれた人が多く、モニターツアー(後期)に応募したブロガーさんもいたのが本当に嬉しかった。
これまで微力ながら周りの人限定で鳥取アピールしてきたが、今回の企画に参加させて頂き、さらに魅力を伝えることが出来て(若干偏っていますが)とても感謝しています。
ありがとうございました。